2009-01-01から1年間の記事一覧

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑩

本陣跡を過ぎ宿場の中に入っていくと水口特有の三筋の通りが現れる。城下町に行くと岡崎の二十七曲りで代表されるように曲がりくねった道や入り組んだ道といった、容易に城に攻め込まれないような工夫が施されているが、水口の宿場も城下町らしくなっていた…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑨

翌朝いつもの通り6:30に起床し、7:00朝食。この日の天気予報は午後から雨が降り出しまとまった雨になるとのことであったが、そんな気配を微塵も感じないくらいの快晴の中7:45にホテルを出発した。 ホテル近くの野洲川に架かる水口大橋を渡り、昨…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑧

土山宿から水口宿までは10.5km。土山本陣跡の前を通ったのが15:50だから水口に付くのは18:30過ぎになってしまう。秋の陽はつるべ落としのようと言うが日没から暗くなるまでが早い。当面は日没前に土山の松並木までは行きたいと、やや足早に…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑦

道の駅「あいの土山」で15分ほど休憩を取った後、土山宿に入って行った。出発前の計画では土山宿の中を散策したらこの日の宿を予約してある水口までバスで行き、翌朝土山まで戻って改めて水口宿を目指すつもりであった。しかし翌日の天気予報が非常に高確…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑥

「万人講常夜燈」から坂を下り始めるとすぐに国道一号線に出る。そこから約2kmは一号線に沿ってだらだらと緩やかな坂を下って行く。やがて右手に入る道があり第2名神高速の高架橋の下をくぐり、また一号線と合流する所に山中の一里塚公園がある。 「万人…

紅葉狩り 三河足助の香嵐渓

立冬の今日、秋晴れの一日になるということで紅葉狩りに行ってきた。 巴川に架かる待月橋 待月端から巴川の上流 栗の木茶屋 栗乃木御膳 ¥900_ 巴川に架かる吊り橋 香積寺の山門 飯盛山・香積寺 本堂 待月橋

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑤

峠の茶屋のあった辺りから左手に入る小道があり「鏡岩」という案内標識が建っている。小道を左に少し入ると「田村神社跡」の石碑があり、さらに150mほど行った突端に「鏡岩」と呼ばれる大きな岩がある。珪岩が断層によって磨かれて鏡のようになり露出し…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)④

「松屋本陣跡」の集会所の裏手で昼食休憩を摂った後、再び歩き出す。坂下宿は鈴鹿峠を下ってきた人たちが宿泊したのでとても大きな宿場だったようで、「松屋」「大竹屋」「松屋」の本陣があり、「小竹屋」脇本陣もあった。今ではすっかり廃れてしまい共にそ…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)③

関宿の西の追分を出て少しの間国道一号線の右側の歩道を歩き、鈴鹿川を渡る手前で右に曲がり旧街道を行くと市瀬橋を渡り10数軒の集落を経てまた1号線に出る。そこから1kmほど右手に沢を見下ろして進むと、「国道改良記念碑」を過ぎた辺りの角に[⇒東海…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)②

関の名前の由来は、古来からこの地が交通の要所であったために鈴鹿関が置かれていたからという。歴史上は西暦692年壬申の乱の際に大海人皇子(おおあまのみこ)が関所を設けたのが最初といわれている。ただし江戸時代にはこの地には関所はなく単なる宿場…

[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)①

9月のシルバーウィーク前半で桑名から関までを歩いた後、どういうわけか体調を崩し病院に通う羽目になってしまった。それに伴い10月の3連休に鈴鹿峠を越えようと思い、予約しておいた水口のホテルもキャンセルせざるをえなかった。体調も癒え、改めて水…

太陽光発電・今月の発電量(09-10)

今月のデーターは、発電量172kWh+電力会社からの購入量162kWh-電力会社への販売量118kWh=わが家での総使用電力量216kWhであった。 11月の検針分から法律により電力会社の買い取り価格が、向こう10年間1kWhあたり48円の固定となった。電力会社の…

[その11] 41:宮~42:桑名・「七里の渡し」 (2009.10.25)③

名古屋港の一番先端の廃棄物埋立によりできた人工島「ポートアイランド」を過ぎると伊勢湾の海の部分に出る。この日は本当にベタ凪で鏡のような水面が広がっていた。 そんな中、後半の「桑名歴史案内人」の伊藤さんによる桑名側の説明が始まった。 「桑名歴…

[その11] 41:宮~42:桑名・「七里の渡し」 (2009.10.25)②

七里の渡し跡で、観光案内所の所に臨時で作られた「堀川まちネット」の受付に行き出席名簿でチェックしてもらい「乗船手形」と今日の講義の資料を貰った。このツアーは七里の渡し舟に乗って、名古屋港の歴史と文化・環境について学び特に環境問題に関心を持…

[その11] 41:宮~42:桑名・「七里の渡し」 (2009.10.25)①

東海道の中で渡し舟に乗らないといけない所が2箇所あった。一つは舞坂宿から新居宿の「今切れの渡し(浜名湖)」と、もう一つが宮宿と桑名宿の「七里の渡し」である。 小間切れ東海道において、前者は6kmほどの区間で今は舞坂~弁天島~新居の間は道路が…

掛川大祭 仁藤の「大獅子」

例年、掛川の祭りは10月の体育の日につながる3連休に行われる。さらに3年毎に大祭(おおまつり)がある。 普通の年は各町内による屋台の引き回しと本部席前での余興が行なわれるが、大祭になると瓦町の「獅子舞かんからまち」、西町の「奴道中」そして仁…

[東海道番外] 磐田~宮

マンホールの蓋は、各地域によってその土地を代表する景色や花鳥を描いてあり、デザインが素晴らしい。最初「東海道・小間切れ五十三次」の番外編としてスタートしたのだが、それ以外にも各地に出掛けた時に写真を撮ることもあろうかと、新たなカテゴリーと…

地図の貼り付けテスト

先日歩いた、亀山~関の地図を貼り付ける練習です。 詳しい地図で見る

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20)⑪

小野川沿いの道を歩いてきて国道一号線に戻ったところで横断橋を渡った。そして小野川橋を渡ると右側に「関宿」の大きな看板があり、その脇に休憩所があった。いよいよこの日の最終地点関宿である。 関宿の東の入口には「東の追分」の案内板が立っていた。こ…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20)⑩

亀山城址に寄り道をし小休止を取った。城址の裏手の亀山公園には遊具が少しあり子供連れの家族が大勢いた。お堀に掛けられた朱色の橋が涼しげな緑の中で目立っていた。 亀山城址多聞櫓から市街地方面を見下ろす 伊勢亀山城についての説明板によると築城の歴…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20)⑨

昼食を摂り、再び亀山宿を目指して歩き出す。国道一号線の横断橋を渡りそのまま右手の旧街道に入っていく。道は国一バイパスの下をくぐり、一度和田の交差点で旧国一に出るがそのまま右に逸れて進む。500m程進むと和田一里塚跡に出る。さらに歩を進める…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20)⑧

庄野宿は長さ600mほどの小さな宿場町である。入口から200m程の左側に油屋・小林家を改装した庄野宿資料館がある。日曜日であるが宿場にはそれほどの人影も無く、資料館を訪れると係員が歓迎してくれ資料の説明をしてくれた。京から江戸に下るのに鈴…

太陽光発電・今月の発電量(09-9)

今月のデーターは、発電量190kWh+電力会社からの購入量144kWh-電力会社への販売量135kWh=わが家での総使用電力量199kWhであった。 例年台風や秋の長雨の影響で発電量が極端に少ない月であるのだが、今年の9月は晴天の日が多く、記録を取り始めてから最大…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ⑦

国道1号線を跨ぐと「高富山石薬師寺」の大きな看板が現れる。そこが裏口になっていて石段を下りると本堂に出れるようなのだが、街道を歩いて山門から境内に入った。 石薬師寺の看板 山門 境内に入り薬師堂に向かう 薬師堂の脇にあった石薬師宿の浮世絵 薬師…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ⑥

采女の一里塚跡を過ぎて国道1号線の左側歩道を600mほど歩くと鈴鹿市に入る。旧街道はそこから左に逸れ、500m程行くとまた1号線に戻る。そこに地下道があり1号線をくぐって右側に出る。そこから旧街道は右に逸れ石薬師の宿場に入っていく。 鈴鹿市…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ⑤

今年は敬老の日と秋分の日の関係から9月19日から23日まで5連休で、5月のゴールデンウィークに対して秋のシルバーウィークと呼ばれている。シルバーにはお年寄りの意味も含まれているらしくグッドネーミングなのだが、世の中全体は敬老の日を忘れて行…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ④

海蔵川を渡るといよいよ四日市の中心地に入る。諏訪神社から商店街のアーケードが250m続く。 すぐ江戸道と書かれた旧南町の道標 四日市市内の東海道の案内板は現在位置が分かりやすい 諏訪神社前からアーケードが続く(15:25) 首が伸び縮みする人形がユー…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ③

町屋橋を渡り朝日町に入った。旧東海道は現在の国道一号線に平行して走っている。安達酒造という造り酒屋を過ぎ近鉄名古屋線伊勢朝日駅の踏切を渡る所に東芝の三重工場がある。 安達酒造株式会社の酒蔵 伊勢朝日駅の所にある東芝三重工場 三つ葉葵の紋所が山…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ②

「七里の渡し跡」から南に500m程真っ直ぐの道があり、左手に53次公園がある。その左手の堀の奥には「桑名城址」の九華公園がある。 桑名は城下町のため、宿場内の道は城下町特有の迷路である。今回も何回も道標を見失い、行きつ戻りつしながらようやく…

[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ①

8月の夏休みはソウルへ、そして先週は沖縄へ行ったこともあり、なおかつ陽射しの暑い夏の期間を回避したこともあって、2ヶ月も間があいてしまった。 東海道は宮宿から桑名までは「七里の渡し」といって海路になる。この区間木曽川・長良川・揖斐川の3本の…