[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)①

9月のシルバーウィーク前半で桑名から関までを歩いた後、どういうわけか体調を崩し病院に通う羽目になってしまった。それに伴い10月の3連休に鈴鹿峠を越えようと思い、予約しておいた水口のホテルもキャンセルせざるをえなかった。体調も癒え、改めて水口にホテルを取り直して、伊勢の国の関宿から鈴鹿峠を越えて近江の国へと歩いた。
それにしても関は不便なところである。国鉄が分割され、亀山まではJR東海の管轄で関はJR西日本の管轄である。そのため同じ関西本線でありながら名古屋から亀山まではスムースに行けるものの、たった一駅の関に行くのに1時間に1本くらいしかないまったく乗り継ぎの悪い電車を待たなければならないのである。乗継が悪いために、今までと同じように掛川から名古屋まで普通電車で行ったのでは更に時間をロスしてしまうので、今回は初めて新幹線で名古屋まで行き、電車を乗り継いで関に着いたのが10:01であった。

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JR東海亀山駅                              JR西日本・関駅

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関西本線・2両編成ののワンマンカー                前回の最終地点・関駅(10:05)

関宿は関駅から300mほど北にある。旧東海道に戻ると関宿の整備保存された街並みにあたかもタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。前回訪れた川北本陣跡や伊藤本陣跡に行く前に「関まちなみ資料館」に入ってみた。

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関宿の街並み

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「関まちなみ資料館入口」       戦後・昭和・平成の3時代の宿場の街並み・建物の比較写真

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2階に上がる箱階段                             明治時代の自転車

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眺関亭2階からの眺め 鈴鹿の山が近い(10:25)

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川北本陣跡               伊藤本陣跡       通りに掲げられた恵比寿・大黒

~つづく~