[その11] 41:宮~42:桑名・「七里の渡し」 (2009.10.25)③
名古屋港の一番先端の廃棄物埋立によりできた人工島「ポートアイランド」を過ぎると伊勢湾の海の部分に出る。この日は本当にベタ凪で鏡のような水面が広がっていた。
そんな中、後半の「桑名歴史案内人」の伊藤さんによる桑名側の説明が始まった。
そんな中、後半の「桑名歴史案内人」の伊藤さんによる桑名側の説明が始まった。
「桑名歴史案内人」の伊藤さんの説明
海苔の養殖場を見ながら長島を過ぎると揖斐川に入ってくる。長島は長良川と合流した揖斐川と木曽川に挟まれた文字通り長い島で、その先端にスパーランドというレジャー施設がある。木曽三川に挟まれていて昔から洪水が多く、高い堤防で島を囲っている。中学の頃に社会科の地理の時間に「輪中(わじゅう)」という風に習った記憶が蘇ってきた。
輪中は高い堤防に囲まれ、2階建ての家は屋根だけ、3階建てになると家の壁がやっと見える
ベタ凪の中で漁をする小船
揖斐長良大橋の下をくぐって揖斐川と長良川の合流地点まで来ると、船は一番左側の桑名城跡を目指して岸に近付いていく。さらに川を遡ると、9月19日に訪れた「水門統合管理所・蟠龍櫓(ばんりゅうろ)」の建物が見え、それを過ぎると「七里の渡し跡」である。しかしこの日はさらに200mほど上流の「住吉神社」付近の堤防の中の船着場に入った。
「水門統合管理所・蟠龍櫓(ばんりゅうろ)」
堤防の切れ目から「七里の渡し跡」の鳥居が見えた(16:10)
ついに桑名の船着場に着岸 下船します(16:15)
下船後、案内人の伊藤さんに付いて七里の渡し跡まで行き説明を聞いてから帰途についた。
この日の終着点・桑名の七里の渡し跡です
土産に蛤の時雨煮と、安永(やすなが)餅を買った