[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ⑤

今年は敬老の日秋分の日の関係から9月19日から23日まで5連休で、5月のゴールデンウィークに対して秋のシルバーウィークと呼ばれている。シルバーにはお年寄りの意味も含まれているらしくグッドネーミングなのだが、世の中全体は敬老の日を忘れて行楽一色にはしゃいでいる。
9月20日の朝はサンルートホテル四日市を7:30に出て近鉄内部駅まで行き、前日の続きを歩き始めた。前日の反省からこの日も旧街道には食べ物屋もコンビにもないだろうことを想定して、近鉄四日市駅横のコンビニで菓子パンを2個買った。

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サンルートホテル四日市                             近鉄四日市駅

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近鉄内部線は3両編成の狭い電車が走っている            内部駅からリスタート(8:10)

内部駅から少し行くと内部川に突き当たる、ここはかつて三重川と呼ばれていて万葉集にも出てくると案内板に書かれていた。真っ直ぐ進むには橋が無く国道1号線の内部橋を渡る。橋を渡ったら今度は1号線から左に逸れて、采女の集落を抜け杖衝坂を登る。坂の途中に「歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな」という芭蕉の句碑がある。これは馬で登ろうとしたが坂が急すぎて鞍ごと落馬したことを詠んでいるが季語が入っていない句として有名なのだそうである。

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内部駅前県道407号線、右奥からの道が旧東海道         内部川から杖衝坂辺りの案内図

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杖衝坂は金刀比羅宮で左に曲がっている                     杖衝坂の急な坂

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杖衝坂の道標                                   芭蕉の句碑

杖衝坂を登りきって少し歩き国道1号線に出ると、采女の一里塚跡の石碑が道の右側にある。写真撮影のため片側2車線の道を車が途絶えた間に渡ってまた左側に戻った。采女の一里塚を過ぎて少し行くと鈴鹿市に入る。

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お彼岸の時期なので路肩では曼珠沙華の花が咲いていた           采女の一里塚跡(8:40)

~つづく~