[その11] 41:宮~42:桑名・「七里の渡し」 (2009.10.25)①
東海道の中で渡し舟に乗らないといけない所が2箇所あった。一つは舞坂宿から新居宿の「今切れの渡し(浜名湖)」と、もう一つが宮宿と桑名宿の「七里の渡し」である。
小間切れ東海道において、前者は6kmほどの区間で今は舞坂~弁天島~新居の間は道路が繋がっていて歩いても大したことがないのだが、宮~桑名間は国道1号線で繋がっていて歩けないことはないが、できれば海路を通って行きたいものだと悩んでいた。
前回(7月12日)宮の七里の渡し跡まで来た時に一枚のチラシが目に入った。なんと10月25日に渡し舟が運行されるというではないか。地元の「堀川まちネット」というNPO法人の主催で歴史・文化・環境を考える学習会という形式ではあるが、宮から桑名へは海路を行きたいという願いに叶ったものである。チラシを見てすぐに申し込んだ。
小間切れ東海道において、前者は6kmほどの区間で今は舞坂~弁天島~新居の間は道路が繋がっていて歩いても大したことがないのだが、宮~桑名間は国道1号線で繋がっていて歩けないことはないが、できれば海路を通って行きたいものだと悩んでいた。
前回(7月12日)宮の七里の渡し跡まで来た時に一枚のチラシが目に入った。なんと10月25日に渡し舟が運行されるというではないか。地元の「堀川まちネット」というNPO法人の主催で歴史・文化・環境を考える学習会という形式ではあるが、宮から桑名へは海路を行きたいという願いに叶ったものである。チラシを見てすぐに申し込んだ。
当日は13:30の出航ということで余裕を持って家を出て、前回工事中だった熱田神宮の本殿が完成し遷宮となったということで立ち寄ることにした。名鉄・神宮前駅で降り熱田神宮の境内に入ると、折りしも七五三の家族連れで大賑わいであった。
また前回順番待ちの長い行列を横目で見てあきらめた、「あつた蓬莱軒のひつまぶし」も食べてみたいと蓬莱陣屋(本店)に行ってみた。11時前に行ったにもかかわらず既に大勢の客が待っていて、受付をすると色別の番号札を渡されグループ分けされた。11時30分の開店という風に書いてあったが、11時から最初のグループを店に案内し始めた。僕は2番目のグループで15分ほどして中に入れてもらえた。
「ひつまぶし」は蓬莱軒の登録商標ということであり、創業は明治6年とあった。
「ひつまぶし」は蓬莱軒の登録商標ということであり、創業は明治6年とあった。
蓬莱陣屋の前の行列 受け付け順にグループ分けされ店の中に案内される(11:15)
襖に書かれた「あつた ほうらいけん ひつまぶし」の文字 ひつまぶし(¥2730)
おひつのご飯を十文字に筋を入れて 一膳目・お茶碗に盛りそのまま
二膳目・薬味を入れて混ぜて 三膳目・薬味とだし汁でお茶漬として、そして四膳目...
「ひつまぶし」を堪能した後、いよいよ「七里の渡し跡」に行き受付をすることに...
宮の七里の渡し跡
~つづく~