[その12] 47:関~48:坂下~49:土山~50:水口~51:石部 (2009.10.31,11.1)⑩

本陣跡を過ぎ宿場の中に入っていくと水口特有の三筋の通りが現れる。城下町に行くと岡崎の二十七曲りで代表されるように曲がりくねった道や入り組んだ道といった、容易に城に攻め込まれないような工夫が施されているが、水口の宿場も城下町らしくなっていた。真ん中の道が本街道であるのでそこを歩いていく。

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高札場跡

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道が分かれている                       看板に「三筋の道」とある(8:35)

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左手に行ったら、道は更に分かれている  ここを右手に進む

水口の祭りの代表的なものが「曳山」というもので、真ん中の道を進むと「旅籠町」の曳山を収納する小屋の前を通った。しかしその前に駐車している無粋な車があり、説明書きを読むこともできなかった。更に進んでいくと水口バス停の所にからくり時計があった。しかしあいにく故障中の貼り紙がしてあった。

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問屋場跡の案内板           水口バス停のからくり時計には故障中の貼り紙がしてあった

更に進むと平町の交差点に出る。これを真っ直ぐ進むと商店街の中を通る。日曜日であるがまだ朝早い時間なので人通りはほとんどなかった。商店街を抜けて更に進んだらやがて三筋の道がまた合流していて、合流地点に二つ目のからくり時計があった。

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「いまむら呉服店」の看板がかかる旧家                      平町の交差点

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三筋の道が合流する地点で近江鉄道の踏切が見えてきた        からくり時計のある合流地点

三筋の道が合流する地点で近江鉄道の踏切を渡る。左手に水口石橋駅がある。そこを過ぎると右手に天王町の曳山収納小屋がある。この前には駐車している邪魔者がなかったので記念撮影。

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近江鉄道の踏み切りの手前で来た道を振り返る               天王町の曳山収納小屋

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曳山の由来                   小屋の前は地区のゴミ集積所になっている(8:55)

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水口宿の広重の浮世絵は名物のかんぴょう作りを描いている

~つづく~