[その10] 42:桑名~43:四日市~44:石薬師~45:庄野~46:亀山~47:関 (2009.9.19,20) ⑥
采女の一里塚跡を過ぎて国道1号線の左側歩道を600mほど歩くと鈴鹿市に入る。旧街道はそこから左に逸れ、500m程行くとまた1号線に戻る。そこに地下道があり1号線をくぐって右側に出る。そこから旧街道は右に逸れ石薬師の宿場に入っていく。
石薬師宿の入口(9:10) 石薬師宿の案内板
石薬師宿に入り先ず目を引くのが、佐佐木信綱のかるた道という30cm×50cmの板に書かれた36種の歌。民家の軒先など宿場内に飾られている。時間が許せば一首一首じっくりと拝見したいところではあるが、とにかく今日中に関まで行かなければということで先を急ぐ。
宿場の中央に「小澤本陣跡」の案内板板を掲げる民家がある。しかし往時の本陣が残っているわけではない。本陣を過ぎると石薬師文庫の建物と佐佐木信綱の生家が並ぶように建っている。
宿場の中央に「小澤本陣跡」の案内板板を掲げる民家がある。しかし往時の本陣が残っているわけではない。本陣を過ぎると石薬師文庫の建物と佐佐木信綱の生家が並ぶように建っている。
小澤本陣跡
石薬師は東海道が制定されてから暫らくしてできた宿場で、元々は石薬師寺の門前町であったという。石薬師寺は宿場の南側にあり、現在は宿場の街並みから国道1号線を跨いだ所となって分離された形となってしまっている。
石薬師の宿場 国道1号線を跨ぐ(9:40)
~つづく~