出羽三山への旅行記・1日目 (2018.10.4)

久々に国内ツアーに参加してきた。
4月は小笠原のクルーズ、波照間島与那国島のツアーと立て続けに参加したのだが、その後、上の妹の北海道転居や下の妹の息子(甥っ子)の北海道での結婚式に参列したりして、自身の脳梗塞退院後のリハビリなどもあって間が空いたのである。
今までの一人旅と同様に8月初旬に旅行を申し込んだのだが、その後北海道胆振地方で大地震があったり幾度となく日本列島各所が台風の直撃を受けたりするなど、何となく不安な予兆でもあったのだろうか妻が付いて行きたいと言い出した。
その時は、今まで一人で行って問題はなかったこととか、留守の間家の猫の世話はどうするのとかいう話をして、妻の同行を思い止まらせた。

今回のツアーはクラブツーリズム主催の「国宝・羽黒山五重塔内部の特別拝観と出羽三山神社秘仏公開 出羽三山ゆったり旅3日間」というツアーである。

10月4日からのツアー直前になって9月31日深夜から10月1日未明にかけて台風24号が日本列島を縦断し、静岡県内で71万所帯、掛川でも70%の家庭が停電となり断水などのところも数多かったが我が家にはまったく影響がなかった。
当日朝は掛川駅で新幹線の入場券を買って8時32分発東京行のこだま632号12号車に乗車すれば、2駅前の豊橋駅からくる添乗員が団体切符を持って乗ってくるということだった。そして東京駅から10時36分発の東北新幹線のやまびこ47号に乗り換えて福島駅まで行き、そこからは郡山中央交通のバスでのツアーになる。
行程の2日目にある羽黒山の2446段の石段だけは、ほかの人の迷惑が掛からないようにバスにしなさいと、妻からきつく厳命された。

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午前8時32分発こだま632号が入線してきた

東京駅を過ぎ、オプションで頼んでおいた昼食の弁当を宇都宮を過ぎたころに食べ終えて、福島駅で下車し同行者に置いて行かれないように付いて行き、3日間乗る郡山中央交通のバスに乗り込んだ。

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福島駅に着く前に宇都宮を通過したあたりで、オプション(ツアー代金とは別注文)の弁当を食べた

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福島駅で新幹線を降り、バスに乗り込みこの日のスタート

福島駅を出たバスは福島ICから東北道に入り国見SAを過ぎ宮城県の村田JCTから山形自動車道に入り笹谷峠を越えて山形県に入り山形北ICで降りて山寺の直前でトイレ休憩をした後、山寺のいずみや駐車場に着いた。
駐車場から少し歩いて立石寺の登山口で添乗員さんから立石寺の参観券を受け取り、根本中堂を通り1015段の石段を上り下りして芭蕉の句で有名な立石寺を参拝した。
往復で2千数百段の上り下りであったが手摺りはついていたので翌日の羽黒山の2446段の予行演習くらいの気持であった。またゆったり旅といわれているだけに立石寺だけがこの日の観光ポイントであった。

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名勝・史跡 山寺 の登山口で参観券を受け取る

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山寺立石寺の参観券

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参観券裏面の立石寺史跡名勝案内図

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重要文化財の根本中堂 ここから立石寺境内

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根本中堂入口にある布袋様の姿

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芭蕉句碑と清和天皇御宝塔 「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

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山門を入る

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いよいよ1015段の石段を登っていく

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四寸道 両側の杉並木の中を登っていく

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親子道を登ったところにある小さな石が芭蕉が句をしたためた短冊を埋めた「せみ塚」である

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せみ塚を少し登ったところが弥陀洞

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弥陀洞を登りきったところが仁王門

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さらに登ると性相院

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性相院をさらに登ると金乗院

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上が二股に別れ左に大仏殿、右が奥之院

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手前にある金灯篭とその奥にある奥之院

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奥之院から降りて右手の道を行くと開山堂に出る

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その手前で最上義光御霊屋を通る

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一番奥の五大堂からの眺め

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少し降りたところの数々の石仏

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開山堂から性相院に向かって降りていくところの木が紅葉していた

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石段を登り始めて1時間25分ほどで本坊の出口に出た

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立石寺を出て道を渡ったところに仙山線山寺駅がある

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いずみやの駐車場に戻り、洋ナシ・ラフランスのジェラートを食べた

山寺を出たバスは山形市から隣の天童市に入りこの日の宿泊先ホテル・王将に16時40分に着いた。
ゆったり旅なので18時からの夕食の前にホテルを出て、天童駅に向かう道沿いにある広重美術館の前を通ったが夕食までの時間を考えてホテルに戻った。

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この日の宿泊先 ホテル・王将

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ホテル・王将前の交差点

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天童駅に向かう途中にある広重美術館 閉館まであと1時間足らずなので入らなかった

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18時からの夕食 芋煮と牛しゃぶがメインでした

=つづく=