静岡県や掛川市は台風24号による停電で大騒ぎ(2018.9.30-10.2)

今年は大型台風が頻繁に日本列島を直撃している。

7月28日は台風12号が、通常ならば太平洋から北上して偏西風に乗って西から東に進むのに、めったにないことに東から西に進み湯河原や熱海などに大きな被害をもたらした。
我が家でもそれ以前からシロアリ被害の対策で植栽を刈り取って、代わりに応急的に葦簀を立て掛けて使っていたのだが、それが根こそぎ吹き飛ばされてしまった。
その後葦簀を編み直して仮に復旧させておいた。

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台風12号で飛ばされてしまった葦簀を立てていた敷地境界

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葦簀が家の周りに飛ばされていたので修復するために寄せ集めた

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葦簀を編み直して修復した状態…近々フェンスを依頼予定

9月3日の台風21号で、関西空港などが暴風と高潮で壊滅的な被害を受けた時には、台風が大阪湾から能登沖へと抜けた時に静岡県にも暴風雨圏がかすめて通過したのだが、かつてないほどの突風との風や雨に恐怖心を抱いた。

今回の9月30日の台風24号は21号の時よりもわずかに南側を通ったのだが、かつて経験したことがない暴風雨に直撃された。
暴風雨のさなか、小学生だった頃まだ新潟の田舎に住んでいだいた時に斜め横の家の大きな欅がなぎ倒された時のことを思い出し、震えながら何とか台風が通過してくれることだけを念じてほとんど眠れなかった。
開けて10月1日の朝、前に被害を受けた葦簀や心配していた雨水タンクも飛ばされることもなく我が家は平穏無事だった。

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暴風雨の最中雨水タンクが吹き飛ばされないか心配していた

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雨水を建物の樋から取り込んでいるホースが風で飛ばされ外れていただけだった

しかし首都圏の新幹線や電車などは大々的に遅延や運休などの被害を出していることはテレビを通じて伝わってきた。

ところがもっと深刻な被害が静岡県内や掛川市内で発生していた。
午前中近くに畑を借りている妻が戻ってきて、畑に来ていた人の話では市内のガソリンスタンドに長蛇の列ができていて給油が難しくなっている。畑から家に帰る道の向こうとこちらでは通り一本隔てて停電も発生しているみたい。という報告であった。
その後の掛川市防災無線では市内の7割の家庭が停電し復旧に何日かかるかわからない、水道も止まっているるという。
その後テレビなどを通じてもたらされたのは、静岡県内で71万世帯で停電が発生しているというニュース。さらに信号も多く停まっており交差点で事故も発生しているという話。どこか数週間前に地震があった北海道と同じような様相を示していた。
さらに翌日になっても市内の各地域での停電が続いたままで、静岡県内では20万世帯で停電が続いていた。
自分の住んでいる地域だけは停電も断水もなく無事だった。実にラッキーな状態であった。