中央アジア速報・青の都サマルカンドに滞在 (2013.7.3)

この日はホテルを出て歩いての観光。タシケント通りを北に向かうと辿り着いたのはビビハニムモスク。ティムールが7年間の遠征からサマルカンドに戻ると、その間に妻が大きなモスクを建てていて、都に入ろうとしたティムールが遠くから大きな建物を見て他の誰かに征服されてしまったのかと勘違いしそうになったことや、帰ってから妻をののしったことなどがガイドの口から次々と明かされた。

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ビビハニムモスク ジンギスカンによる破壊前はこの倍の高さだったという

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2基あるミナレット上部

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ドームも凝ったタイルで鮮やか

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ドームにミナレットやメドレセなど、目いっぱい引いても全貌が入らない

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シャブバザールは清潔感があふれている

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シャブバザールはビビハニムモスクの隣に設置されている

シャブバザールを出てからはバスに乗り、紙漉き工房へ。サマルカンドは紙の街ということでこの地方で紙が漉かれていたのは7~8世紀からとのこと。日本ではミツマタやコウゾが使われているがサマルカンドのものは桑の木から作られていた。
この日も昼食は田舎料理。というのもサマルカンドはパンの町とのことで、小麦粉を挽くところやパン窯などを見学。前菜もスープも日本人には多過ぎるのに、最後に出てきたピラフはもてあまし気味であった。

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紙漉き工房を見学

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おばあさんが張り切ってピラフを炊き上げた

昼食後はまたサマルカンドに戻り、レギスタン広場を見学。外人が日本に来てお寺と神社の違いなどが理解できないように、こちらもサマルカンドではどれがモスクで、廟やメドレセなどまったく理解不能である。

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レギスタン広場には複数のメドレセがある

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メドレセとドームとミナレット

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ティラカリ・メドレセの中の金箔ドーム内部

=つづく=