中央アジア速報・世界遺産ティムールの故郷シャフリサブス (2013.7.1)
この日はブハラからサマルカンドへの移動の途中、南方向にあるシャフリサブスに立ち寄った。この街はティムール帝国を築き上げたティムールの故郷の町。
15世紀はティムールの時代といわれ、中流クラスの家に生まれたティムールは20代までに有力者となり30代には中央アジアをひとつに纏め上げたカリスマ的存在。
彼自身は死後シャフリサブスで永眠することを望んでこの街に宮殿や廟を建築したのだが、周囲の政治的な意向でサマルカンドに埋葬された。それが良かったのか、その後伸びてきたウズベキハンによりこの街の宮殿などが破壊された。ただし宮殿や廟などは規模が大き過ぎて破壊されたといってもアーチの土台などは現在でも偉大さがうかがえるほどの規模には残っている。
15世紀はティムールの時代といわれ、中流クラスの家に生まれたティムールは20代までに有力者となり30代には中央アジアをひとつに纏め上げたカリスマ的存在。
彼自身は死後シャフリサブスで永眠することを望んでこの街に宮殿や廟を建築したのだが、周囲の政治的な意向でサマルカンドに埋葬された。それが良かったのか、その後伸びてきたウズベキハンによりこの街の宮殿などが破壊された。ただし宮殿や廟などは規模が大き過ぎて破壊されたといってもアーチの土台などは現在でも偉大さがうかがえるほどの規模には残っている。
ブハラから南下し県境の検問を通った
パイプの先端に火を灯したガス採掘所を通った
所々にタイルがはがれずに残っている
廃墟にはどういうわけか鳩の姿が多く見受けられる
向き合って並ぶ廟の姿
=つづく=