中央アジア速報・カザフスタンの街アルマティ (2013.6.22)

カザフスタンのアルマティはかつて首都であったものの現在は最も大きな街という表現に留まる。民族数が100を超える人種のルツボともいえる。旧ソ連の下ではヨーロッパに近い地域に住んでいたドイツ系の人や朝鮮半島近くに暮らしていた朝鮮族の人などは、万が一戦争状態になった時にその人たちに裏切られると怖いというので、中央アジアカザフスタン地域にそれらの人々を強制移住させたことで現在の他民族地域になったということである。
ガイドさんいわく、年間の日本人の入国者はビジネスマンも入れて1万人弱。隣のキルギスになると数千人レベルまで減るそうであるのだが、いずれの国も僕も含めて日本人にはなじみの少ない国なので、来て見て初めて分かったことがいくつもある。
そのひとつは街の中にはごみがほとんど落ちていない清潔な街であるし、犯罪も少ないということ。いろんな国の市場を覗いてみたが規模の割に本当に清潔な印象であった。
もうひとつは、旧ソ連の時代から豊かな自然を生かしたリゾートエリアであり、今日行ったメデウのゴンドラとシンブラクスキー場の施設も質が高かった。

今日は、午前中は徒歩でホテルを出発し、中央市場→民族楽器博物館→パンフィロフ戦勝記念公園→ロシア正教の教会と2時間ほど掛けて回った。さらにその後バスで国立中央博物館へも行った。
昼食後はメデウのゴンドラ乗り場まで行き、天山山脈の一部となるシンブラクスキー場(標高2260m)までゴンドラで上がった。その後はテレビ塔のあるコクトベの丘までロープウェイで上がった。

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宿泊先のオトラル・アルマティ・ホテルを出発

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中央市場を散策

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肉売り場には大きなブロックの肉が山のようにして売られていた

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民族楽器博物館に飾られていた弦楽器

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ロシア正教の教会

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メデウのゴンドラ乗り場から雪を抱いた山を見る

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シンブラクスキー場(標高2260m) 今はシーズンオフ

=つづく=