ブータン 3日目の2 (2016.8.6)
峠に着くと旅行会社のスタッフが昼食の用意をして待っていた。食事はビュッフェスタイルになっているので、皿とナイフ・フォークを持って順番に取って行く。
峠で僕たちを待っていたのは旅行会社のスタッフだけではなく、多くの鎖に繋がれていない犬たちである。この国では道端で多くの犬たちを見かけたがどの犬として鎖に繋がれていたものはなかった。全てが野良のようであり、全てが全ての人たちに飼われているようであった。不思議なことに吠えまくる犬も見かけなかった。すべて人につかず離れずで、でも餌を与えようとするとおとなしく寄り添ってくる。
僕は犬好きな人間ではなく、むしろ犬を怖いと思っているいのだが、不思議と平然としていられた。狂犬病などと考えると、とても平然とはしていられないのだが。。。
お昼時を狙って犬たちが集まって来るのはそのおこぼれをねだってのことで、鶏の唐揚げや食べ残しの骨などは喜んで食べていた。一方デザートのリンゴやバナナなどは見向きもしなかった。
峠で僕たちを待っていたのは旅行会社のスタッフだけではなく、多くの鎖に繋がれていない犬たちである。この国では道端で多くの犬たちを見かけたがどの犬として鎖に繋がれていたものはなかった。全てが野良のようであり、全てが全ての人たちに飼われているようであった。不思議なことに吠えまくる犬も見かけなかった。すべて人につかず離れずで、でも餌を与えようとするとおとなしく寄り添ってくる。
僕は犬好きな人間ではなく、むしろ犬を怖いと思っているいのだが、不思議と平然としていられた。狂犬病などと考えると、とても平然とはしていられないのだが。。。
お昼時を狙って犬たちが集まって来るのはそのおこぼれをねだってのことで、鶏の唐揚げや食べ残しの骨などは喜んで食べていた。一方デザートのリンゴやバナナなどは見向きもしなかった。
標高3988mのチェレ・ラ峠で旅行会社のスタッフが待っていた
ビュッフェスタイルの昼食
野菜、鶏唐揚げ、デザートはリンゴにバナナ
峠で待っていたのは旅行会社のスタッフだけではなく多くの犬たちだった
最後にコーヒーも
食後は数100mほど先の見晴らしの良い所まで散策
峠のあちらこちらにダルシンが立てられ祀られていた
谷を隔てた前方に翌日訪れる予定のタクツァン僧院がかすかに見えていた
昼食後はパロに向かって来た道を1時間半くらいかけて降りて行った。着いた所がパロの街の南側にある国際空港。そう大きくはない空港の滑走路を見通せる道路沿いのビューポイントには通りがかりの多くの市民が訪れていた。
ほとんど発着する便のない空港のビューポイントの駐車場で、僕たちの一番の関心事は幹線道路を闊歩する牛たち。ひっきりなしに通りかかる車に、牛たちがぶつかってしまうのではないかとヒヤヒヤものであった。
ほとんど発着する便のない空港のビューポイントの駐車場で、僕たちの一番の関心事は幹線道路を闊歩する牛たち。ひっきりなしに通りかかる車に、牛たちがぶつかってしまうのではないかとヒヤヒヤものであった。
チェレ・ラ峠から降りて来たところにあるパロ空港
パロ国際空港の鳥瞰展望台の案内
駐車スペース脇の車道には放し飼いの牛たちで占拠されていた
土建車両で牛を追い払う
パロ空港を見た後初めてパロの街へと入り、まずは土産物屋に入ってトイレを借りる。
パロ市内の土産物店
メインストリートからこの次に見学するパロ・ゾンを臨む
この日の観光はパロ・ゾン。ゾンとは17世紀にブータンを統一したドゥク派の高僧ガウン・ナムゲルが、政治的・軍事的・宗教的拠点として各地に整備した巨大建築物で、パロ・ゾンはパロ川の上に建てられていて構内ではたとえ雨が降っても傘やかぶりものを纏ってはならないとされていて、たまたま訪れて本殿に入っている時に雨に見舞われてしまい、雨の止むのを待たされてしまった。
パラ・ゾンに到着し、駐車場から中へと入って行く
ゾンに入るための階段 階段の中ほどまで牛の糞があった
ゾン内部の施設
この階段を降りて入った所が講堂
ゾンの窓からパロの街並みが臨める
ゾンの建物の地下をパロ川が流れていく
講堂横の建物には修行僧がこもって修行を続けている
アルプホルンに似た修行僧が演奏するホルン
いたるところに釈迦の教えが絵で説明されている
一番降りの強かった時には講堂内で説明を聞いていた。降りが収まったところで駐車場に戻り、再びパロの繁華街へと入って行った。
ハンドクラフトの店や宗教関連小物を見て回った。
個人商店に飼われていた猫は首輪をされて店先に繋がれていた。街の中や寺院には犬が放し飼いにされていて、ペットの事情が日本とは違っていると思い知らされた。
ハンドクラフトの店や宗教関連小物を見て回った。
個人商店に飼われていた猫は首輪をされて店先に繋がれていた。街の中や寺院には犬が放し飼いにされていて、ペットの事情が日本とは違っていると思い知らされた。
パロの繁華街 ハンドクラフトの土産物店の前でバスを降ろされた
街の南方向には先ほど行ったパロ・ゾンの建物が見えている
ワインショップ
個人商店の店先に紐に繋がれた猫が座っていた
雨の中マイクロバスの運転手が戻るのを待つ
街の中でショッピングの時間を小一時間取った後、この日の宿泊先のオラタン・ホテルへと向かった。オラタン・ホテルはレセプションや食堂棟などの他に、広い敷地の中にコテージ式の2~3棟続きの建物が散らばっており、僕の泊った部屋は1棟の中に2部屋の個室があり、富山から参加のNさんと向かい合わせの部屋になった。
ただこの日は個室の部屋の閉まりが壊れており、クレームを付けておいたら翌日出掛けている間に修理が済んでいた。
ただこの日は個室の部屋の閉まりが壊れており、クレームを付けておいたら翌日出掛けている間に修理が済んでいた。
18時過ぎホテルに到着の道標
ホテルのレセプション
431,432号室の入ったコテージ
コテージ内部の共有スペースに湯沸かしポットやコーヒーなどが置かれていた
この日は432号室に泊った
19時からの夕食
=つづく=