モンゴル 4日目 (2016.6.11)

夜は「満天の…」とは行かなかったものの、3晩目にしてようやく星を見れたので朝の目覚めも爽快。ところがである夜遅くまで起きていた人たちによると、3時ごろには満天の星空で、その中のAさんの御主人が博識な方で星を見ながらの講義をなされて大変に盛り上がったのだとか。。。
小生が眠りに着いたあとですごいものを見たというのは、どこかにオーロラを見に行った時の話と全く同じではないか???
この日は8時半に朝食で、9時半にツーリストキャンプ近くの遊牧民宅訪問で、希望者は民族衣装を試着したり乗馬体験が出来るとのこと。昼食はこのツーリストキャンプに戻って摂るとのことで、その後スーツケースを回収して次の目的地のコラコルムに向かうという旅程。

イメージ 1
バヤンゴビ・ツーリストキャンプでの目覚め 昨夜はゲル前の広場で星空観賞をした

イメージ 2
今日は朝食後、ゲルの東側の砂丘を越えた所の遊牧民の集落に行く

イメージ 3
同室のSさんはこの日の朝もハーモニカを奏でていた

イメージ 4
8時半からレストラン用ゲルで朝食

イメージ 5
9時半、スーツケースはゲルに残したまま、遊牧民集落に向け出発

遊牧民の集落は前日にも訪れているが、この日のプログラムは民族衣装の試着と乗馬体験限定である。
ツーリストキャンプからバスで15分位の所にある戸数4~5個のゲルは、太陽光パネルとバッテリー、パラボナアンテナが付いており、内部にはデジタルテレビもある。それが今時の標準的な家族の姿のようである。
さらにバイクや4WD車もごく当たり前のように持っており、トヨタヤマハ、ホンダなどといった日本製品にも馴染んでいた。

イメージ 6
遊牧民が暮らすゲルを訪れた

イメージ 7
ゲルの外には太陽光パネルが2枚、内部のカーバッテリーに繋がっていた

イメージ 8
ゲルの内部 このお宅にはTVはなかったが隣のゲルの外にはパラボラアンテナがあった

イメージ 9
先ずは民族衣装を着て記念撮影

イメージ 10
小生もとりあえず1枚

乗馬体験の方はコスト的には全員分用意されていたのだが、前日に現地ガイドからカメラのシャッター音のことや衣服の擦れる音、鐙にフィットした靴など細かな注意事項があったので、半数くらいの参加者にとどまった。
小生も万が一の事故に怖気付き、馬上から写真が撮れないならばと傍観することにした。

イメージ 11
乗馬体験参加者 貸しブーツ着用、音の少ない衣装、カメラ不携帯

イメージ 12
先ずは馬にまたがって、今回のツアー参加者の中に馬がかわいそうという方は居られなかった

イメージ 13
現地の方に馬を曳いてもらい辺りを3~4km歩く

イメージ 14
乗る人が少なめだったので2頭の親子が残された

馬が1時間くらいかけて周ってくる間、牛の親子を見たりゲルの周辺を散歩した。
また隣のゲルの方が馬を走らせているのも遠くから眺めていた。

イメージ 15
へその緒がまだぶら下がった状態の子牛

イメージ 16
小生が子牛を撮影しているのを、その脇で心配そうに眺めていた母牛

イメージ 17
ゲルのすぐ脇に清流があった

イメージ 18
隣のゲルの若者が馬を追い回すのを遠くから眺めていた

イメージ 19
子馬が母馬を一所懸命に追いかけていた

乗馬体験に行った人もゲルに戻り、民族衣装に着替えて撮影会をした後、ツーリストキャンプと遊牧民ゲルの中間にある砂丘に登り写真タイム。現地ガイドのアリオナさんは歩き方が颯爽としていて、僕たちよりもはるかに短い時間で砂丘の上に立っていた。

イメージ 20
高さ50mくらいの砂丘に登る 先頭を行くのがアリオナさん

イメージ 21
砂丘の向こうに僕たちが泊ったバヤンゴビ・ツーリストキャンプを臨めた

イメージ 22
砂丘の上で思い思いに記念撮影

イメージ 23
ツーリストキャンプとは反対側に遊牧民のゲル

ツーリストキャンプに戻り13時半過ぎに昼食。昼食後、14時半に次の宿泊先に向けて移動した。

イメージ 24
バヤンゴビ・ツーリストキャンプのレストラン棟

イメージ 25
レストラン棟の内部

イメージ 26
昼食 カボチャのスープに肉、ジャガイモ、ニンジン、ナスのシチュー

イメージ 27
レストラン棟の上には燕の巣が2つほどあった

イメージ 28
レストラン棟に出入りする燕の姿をカメラに捉えようと。。。

イメージ 29
バヤンゴビ・ツーリストキャンプのゲートに掲げられていたモンゴル国

イメージ 30
キャンプの中にカラスくらいの大きさの白黒の鳥が飛んでいた

バヤンゴビ・ツーリストキャンプを14時半に出て、この日の宿泊先のカラコルムのムンフ・テンゲル・ツーリストキャンプには16時に着いた。
その後ゲル割があり、18時前にシャワーを浴びて、18時半から夕食となった。
このキャンプでは僕たち以外のツアー客も多く、シャワーや食事の時間は指定された時間に取るよう指示された。後になってシャワーを浴びた女性たちの中で途中でお湯が出なくなった人もいたようで不評であった。
夕食の時間から若手スタッフが出勤してきて、インターネットに接続可能なWiFiが使えるようになり、この日までに撮った写真などをフェースブックにアップすることが出来た。

イメージ 31
ブルドからカラコルムに向かう道で撮った5階建ての住宅

イメージ 32
かと思えば道をのんびり歩く牛の姿も。。。

イメージ 33
16時にムンフ・テンゲル・ツーリストキャンプのゲートに到着

イメージ 34
レストラン棟 スタッフが夕食時に出勤してきたらインターネット接続可能になった

イメージ 35
トイレ、シャワー棟

イメージ 36
内部には男性用シャワーが2基

イメージ 37
割り当てられたのは9番ゲル

イメージ 38
ゲルの内部 前日までと同じく右側のベッドを使用

イメージ 39
ゲルとレストランの間にある東屋

イメージ 40
夕食 500mlのビールを一人で飲みきれないのでYさんとシェア

この日も青空は臨めず星空観賞はなし。元気のある女性陣は夕食後(といっても21時過ぎまでまだまだ明るい)高台にあるモンゴル帝国記念碑に出掛けた。

=つづく=