東欧旅行記　１０日目の２～最終日 (2016.5.28-29)

午後からは首都ソフィアに戻り、トドール・アレクサンドル大通りの地下鉄セルディカ駅近くでバスを降りて市内散策。この地域に人々が住み始めたのは紀元前６０００年。最近は地下鉄の工事のたびに地面が掘り起こされ、その度に遺跡が見つかり工事が長引いている。
ソフィアとは上智の女神。駅近くにある女神像は、右手に月桂冠、左肩に梟を乗せている。セルディカ駅では地下鉄２路線が交差しているが、駅施設は撮影禁止対象になっている。他にも国の施設や金融機関は撮影禁止の対象であり、その都度ガイドのシルビアさんからこちら方面にカメラを向けないでとの注意が発せられた。
セルディカ駅近くの聖ペトカ地下教会、最古の聖ゲオルギ教会から歩き始め、旧共産党本部、聖ニコライ・ロシア教会、アレクサンドル・ネフスキー寺院と２時間以上歩きまわった。

トドール・アレクサンドル大通りでバスを降りる　正面は旧共産党本部

トドール・アレクサンドル大通りに面した銀行　建てる時に遺跡が発見された

セルディカ駅の東側にある聖ペトカ地下教会

セルディカ駅の北側にはオスマン時代のバーニャ・バシ・ジューミヤの尖塔と浴室が見える

この街の名前となっている上智の女神・ソフィア像

今はカジノになっている建物の壁にも歴史ある紋が残る

聖ゲオルギ教会

聖ゲオルギ教会の裏側にも遺跡が眠る

聖ゲオルギ教会の裏手には大統領官邸がある

地下鉄セルディカ駅工事中に発掘された遺跡が整備されている

ブルガリアでは地下鉄工事の方が優先で、遺跡の整備も合わせて行われる

遺跡の柱なども工事に合わせて加工される

地下遺跡の近くには黄金のマスクなどの土産物が売られている

地下遺跡のガイドに熱中して、警備兵の交替式に間に合わなかった

国立考古学研究所付属博物館の展示物も雨ざらし状態で並べられている

国立民族博物館・国立美術館の建物

聖ニコライ・ロシア教会

聖ソフィア教会公園にある騎馬像

聖ソフィア教会前では結婚式の記念撮影会が行われていた

同じく聖ソフィア教会公園にあるライオン像

一番奥にあるアレクサンドル・ネフスキー寺院

アレクサンドル・ネフスキー寺院入口に掲げられているイエス像

同じく三位一体像

残念ながらアレクサンドル・ネフスキー寺院の内部は撮影禁止であったが、時間を掛けて説明を受けた後、バスに乗り空港に向かう途中のレストランで早めの夕食になった。

アレクサンドル・ネフスキー寺院を出てソフィア空港へと向かう

夕食のレストラン

ブルガリアで最後となる夕食

夕食後はソフィア空港に向かい、イスタンブール経由成田行きのチェックイン。その後ガイドのシルビアさんと別れセキュリティ検査、出国審査を経て出発ゲートへ。２１時４０分発のターキッシュエアラインでイスタンブールへと向かった。

ソフィア国際空港に到着

ターキッシュエアラインのカウンターで成田までチェックイン

Ａ１ゲートで待機

ターキッシュエアラインＴＫ１０３０便の機材　Ａ３２０

ソフィア→イスタンブール間で出た夕食

イスタンブールの空港に着きバスで移動

イスタンブール空港には定刻よりも１５分も早く到着。バスに乗ってターミナルに着いたがまだ早過ぎるのか出発ゲートの案内がない。
というか空港内が増設中なのか馴染みのないターミナルにいるようだ。空港内を彷徨い歩くとセキュリティチェックなしで連絡コンコースに行けた。
その後今まで何回かお世話になったプライオリティパスが使えるラウンジに行ったら、深夜便が多くて利用者も多過ぎるのか控えコーナーらしきところに回され、３０分後にまたカウンターに来てくれとのこと。
しかし控えコーナーといってもコーヒーやケーキはあるしミネラルウォーターのペットボトルもある。それどころかＷｉＦｉも問題なく使えるから不便は感じられず、結局搭乗開始１５分前までそこでＦａｃｅｂｏｏｋの書き込みなどをして過ごした。
出発ゲートはモルドバ行きの時と全く同じ３０４番ゲート。国際線はたいていこの付近のゲートを使って、バス移動して飛行機に乗り込むようである。
定刻の１時２０分よりも早く飛行機に乗せられて出発。機内は適度の混み具合で、幸いにも窓際２列を使えるシートだった。成田にも１９時１０分の定刻よりも早い時間に到着した。成田を２０時４４分の成田エクスプレスに乗ればその日のうちに自宅まで戻れるのだが、遅れたり、荷物が出てくるのに時間が掛かることも考えられるので、この日はホテルに泊まり、翌朝掛川の自宅に戻った