東欧旅行記 3日目の1 (2016.5.21)
モルドバのキシニョフには3連泊。この日は7時朝食で8時半にホテルを出て、キシニョフの北西方向にあるホギネスティ・ラキウラ・パランカの3地区にある小規模企業での体験型研修が予定されていた。
まずは陶芸体験でホギネスティ地区に向かったのだが、この日のバスと運転手はルーマニアからやってきたピュートルさんで地理不案内なのかホギネスティの陶器工場まで途中で地元の人に道を聞くなどして2時間半かかって、11時過ぎに到着した。
まずは陶芸体験でホギネスティ地区に向かったのだが、この日のバスと運転手はルーマニアからやってきたピュートルさんで地理不案内なのかホギネスティの陶器工場まで途中で地元の人に道を聞くなどして2時間半かかって、11時過ぎに到着した。
7時からホテルのレストランで朝食
郊外の道は改修工事や拡幅工事が頻繁に行われていた
車の量はそこそこ多く走っている
村々には正教の教会が立っている
11時過ぎに最初の目的地のホギネスティの陶器工場に到着した。この日は土曜日だったがもう体験学習の親子連れが村を訪れていて、ろくろを回して壺や皿を作るなどしていた。
ホギネスティの陶器工場は80年前までは村じゅうに600人もの従業員がいたのだが、ソ連時代に産業の集中でよその地に移動させられ、ソ連崩壊後にはたった2人だけになったとのこと。
今では訪問者に陶芸体験をさせたり、子供たちに土いじりを教えたりしている親方の夢は、ギネスに載るような世界最大の壷を創ることとか。技術の継承の途絶えたところには厳しい課題であろうが。。。
ホギネスティの陶器工場は80年前までは村じゅうに600人もの従業員がいたのだが、ソ連時代に産業の集中でよその地に移動させられ、ソ連崩壊後にはたった2人だけになったとのこと。
今では訪問者に陶芸体験をさせたり、子供たちに土いじりを教えたりしている親方の夢は、ギネスに載るような世界最大の壷を創ることとか。技術の継承の途絶えたところには厳しい課題であろうが。。。
ホギネスティの陶器工場
村の入口にある壊れた陶器を吊るしたオブジェ
僕たちが訪れた時には何組かの体験学習の親子連れがいた
子供たちにろくろを回して実演する陶器工場の親方
土産物を販売する建物
ギネスに載るような世界最大の壷を創るという夢を掲げているが?
次に訪れたのはラキウラ地区の蜂蜜農家。3歳になるという可愛い女の子に迎えられて、まずは養蜂箱の説明。そしてアカシアの花の蜂蜜や多種の花の蜂蜜などのティスティングの後、ここで造られている蜂蜜やプロポリス、蜜蝋の販売説明。そして昼食。
ワイン用のぶどう畑が広がる
この地区には小さな湖が点在している
バスを降りて蜂蜜農家に向かう
蜂蜜農家の家族に迎えられた
たくさんの養蜂箱が置いてあった
説明用に置いてある透明なケースで作られた養蜂箱
アカシアの花の蜂蜜や多種の花の蜂蜜などのティスティング
蜂蜜やプロポリスなどの販売所
昼食風景
この日の昼食
最後はパランカ地区のハンディクラフトセンター。道に迷い到着が大幅に遅くなったため休日返上で待っていた村人たちに迷惑をかけてしまった。しかしここで作られて売られている手芸品が、この先訪れる観光地での質や量の豊富さに見劣りするのは必定。結局ほとんどの人は何も買わないで引き揚げた。
道に迷い色々なところでパランカ地区への行き方を訊ねてみたが
ようやくパランカ地区に辿り着いた
陶器工場で見た地図ではそれぞれの間は7~8kmの距離でせいぜい20分なのだが?
村の入口で小さな女の子がデコレーションして置いていたリンゴ
手芸品を展示しているコーナー
民族衣装の男女の人形
庭では放し飼いにされている馬が蛇口から水を飲んでいた
ハンドクラフトで立体感を出した絵
昔から使われている織機
女性たちが作った民族衣装
丸々と太った三毛猫を抱えあげるお母さん
木戸に描かれた民族衣装の老夫婦
ヨーロッパ最貧国といわれるモルドバでの体験学習は、観光産業そのものがまだ試行錯誤の段階と思われ、全体として消化不良であった。
この日はこの後「ミレシュティ・ミッチ・ワイナリー」の見学と試飲のため、首都キシニョフを通り過ぎてキシニョフの南側へと向かった。
この日はこの後「ミレシュティ・ミッチ・ワイナリー」の見学と試飲のため、首都キシニョフを通り過ぎてキシニョフの南側へと向かった。
=つづく=