ギリシャクルーズ旅行記 9日目 (2015.10.24)

前夜就寝前にギリシャを離れ翌朝はモンテネグロのコトルに入港するので、時差調整で時計を1時間遅らせた。夜寝てから起きるまでに1時間長く寝ていても良いのだから身体的には楽である。
日の出は7時08分で、朝コトルへの下船のための集合時間は8時20分だったので、6時半のレストランオープンと共に朝食を食べに行った。
朝食を食べて14階のデッキに出ると、この航海で最もきれいな朝日が登ってきた。前日届いた船内新聞ではコトルへの入港は7時となっていたのだが、入港するどころかコトルが奥深い湾の中にあるはずなのに陸地すら近くに見えていないのである。なんかおかしいと思い始めた。

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6時30分、朝食

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朝食後14階の甲板に出るとこの航海で最もきれいな朝日が登ってきた

集合時間の8時過ぎ、例によって身支度をしてブルーベルベッドに行くといきなり添乗員さんから、この日の朝は風が強くコトル湾の狭くなった入口に船が近づけないため、寄港せずに最終地点のベネチアを目指して終日クルージングとなることに決まったという、残念なお知らせがあった。
モンテネグロのコトルはバルカン半島を訪れた時に立ち寄った街。今回は前に来た時よりも時間的余裕があるので、城壁を上まで登ってみようかと考えていたのだったが、残念!!!

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ブルーベルベッドに集合したが添乗員さんから残念なお知らせが・・・

元々この日の朝は出発前に15分間ほど下船時の説明会が行われることになっていたので、そのまま下船説明会が行われた。前日の日中にもムジカ号の日本人スタッフの方から下船説明会が行なわれていたのだが、そちらへの出席は任意だったのでここではじめて内容を聞いた人もいた。と言っても前にカリブ海クルーズでSMCの下船については一度経験していたので、今回特別に理解が難しいことは何もなかった。
下船の説明のあとは部屋に戻り荷物を置いたあと、自分の荷物を下船時にスーツケースに詰める分と手荷物にする分などに大雑把に仕分けし、もう必要ない分についてはスーツケースの方に詰め始めた。
その後日課になりつつある7階デッキでのウォーキングをしたり、船内探検も最終日なのでカメラ撮影などをして過ごした。
昼過ぎに昼食に出掛けたのだがいつもいるメンバーには会えず、41人もいてなかなか話すことのなかった方と同じ席で食事をした。あとになって今回誘っていただいたTさんに、昼食時に部屋に電話したり探しまわったけど会えなくて、実は5階のレストランで食事をしていたのだと言われた。え~っ、それは残念!

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7階デッキの一部は塗装し直しみたいなことをやっていて立ち入り禁止

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右舷にはバルカン半島の山影が

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ウォーキング以外にダンスレッスンにも顔を出して見た

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13階のレストランで食事したが常連さん達とは会えなかった

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14階デッキから13階のプールをパチリッ

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後方の15階にはパターゴルフを楽しむファミリーもいた

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14階後方のゲームセンターは大人立ち入り禁止

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13階の最後方で食事をしている人もいた

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航跡が後ろに流れて行く

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17時を過ぎると13階のレストランが一時クローズとなり掃除が入る

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15階後方から14階デッキ 人影が少なくなる時間

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7階デッキは西日が射しこむ時間になってきた

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日航海となった最終日は一日中快晴だった

18時半から最後のディナー。そのあとはショーに出掛けた。この日はほとんどの人が最終日なのでショーも一週間のダイジェスト版という構成で、フルキャストが入れ替わり立ち替わりステージに立っていた。

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最終日のディナー メインはビーフストロガノフを選択 この日はデザートを2種

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ショー開始前 集まって来る人に時々いたずらを仕掛ける赤鼻を付けたスタッフ

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ごっついお姉さんに仲間の一人が犠牲となった

ショーのあとは部屋に戻り荷造り、22時から24時までに部屋の前にスーツケースを出して置くとスタッフが集めてくれ、下船時に降ろしてくれる。前回のカリブ海クルーズでは今回より船が大きくてかつ全員一緒に下船するので人数も倍くらいいたせいなのか、部屋の前の荷物は翌朝の4時を過ぎても集められていなかったのだが、今回は出して30分もしないうちに廊下から荷物が消えていた。

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下船時説明で添乗員から配られた資料とスーツケースに付けるタグ 今回は藤色

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乗船時には全ての荷物をスーツケースから出し、衣装ロッカーと引き出しに収納した

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それらを翌日使用する分以外はスーツケースに入れて廊下に出して置く

そしてこの日はもうひとつ厄介なことが。それはサマータイムの最終日で翌朝までに全ての時計を1時間遅らせる必要がある。前日はギリシャ時間からヨーロッパ中央時間へ、そしてこの日は同じ時間帯なのにサマータイムから通常の時間、2日連続の時間合わせとなった。

=つづく=