ギリシャクルーズ旅行記 6日目 (2015.10.21)

ギリシャ2日目はサントリーニ島、入港予定時間は9時で、この日の日の出は7:34とのことだった。入港は9時となっていたが、入港したら1番最初のテンダーボード島に渡ってロープウェイで上まで行き予約してあるバスに乗りたいので、8時45分に6階前方のシアターに集合とのことだった。
朝は6時半過ぎに13階のレストランまで行ったのだがわりと空いていて、料理も手早く取り集める事が出来た。
朝食後14階の甲板に出て見るとこの日は水平線近くは雲に覆われており、日の出の写真は期待薄である。一旦部屋に戻り観光の支度を整え、再び甲板に戻った。船は三日月形をしたサントリーニ島の湾の中央部にあるフィラという港の近くまで入って来ていた。

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6:45 バイキングの料理を取り集め朝食開始

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朝食後甲板に出て見たが水平線近くには雲の塊があり日の出の写真は望み薄

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身支度を整えて甲板に戻ると船はフィラの近くまで来ていた

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火山の内輪山の内側が陥没して残ったサントリーニ島は断崖絶壁となっている

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6階のシアターに8:45に集合

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島から迎えに来たテンダーボートに乗り込み島へと渡る


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すぐにロープウェイの乗車券を貰い、島の上へと登る

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振り返るとムジカ号は1kmほど沖合に停泊していた

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ここのロープウェイは6人乗り×6基のゴンドラが連結されていて往復している

ロープウェイの山頂駅に着き点呼を取ったあと、狭いフィラの街を抜けた所の駐車場から今度はバスに乗り、島の西北端にあるイアの街を目指す。
ここで船が湾に入った頃から気になっていたことを口に出して見た「ギリシャは随分南にあるのに山の上には雪が降るのですか?それとも石灰岩の採掘場?」添乗員によるとあれは全て建物で、あの半島の先端がイアの街なのだという。

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ロープウェイ山頂駅から停泊しているムジカ号(左)を見下ろす

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フィラで迷ったら一番奥の教会を目指して戻ってください ロープウェイの所に出ます

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フィラの土産物屋さん通りを抜けバスの駐車場に向かう

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ギリシャは南にあるのに雪が降るの? この質問で失笑を買った

フィラからバスで30分ほどで島の西北端にあるイアの街に着いた。フィラと同様に狭い山の上に家々がびっしりと並ぶ、そしてところどころに教会の青い屋根が見える。ただ残念なのは曇り気味で旅行案内書で見たような、青い海・白い壁・青い屋根からなる絶景とまでは行かなかった。

妻はBS・NHKでは岩合さんのネコ歩きの番組をよく見ているので海外の猫の棲んでいる地名をよく知っていて、僕がまだ行ったこともないところや聞いたこともない地名が時々出てくる。サントリーニ島もその一つで、屋根の上などを闊歩する猫やその猫をやさしく世話する老女などが登場する場面を見せられたことがある。
そのつもりで青い屋根の街を歩きながら猫も探して歩いたのだが、サントリーニ島の猫は最近岩合さんから多額の取材謝礼を貰い他のリゾート地に遊びにでも行ってしまったのか、バスケットの中でのんびり昼寝をしているふくよかな姿をした一匹だけしか見ることができなかった。その代わりのんびりと寝そべっている犬の姿をよく見かけた。

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イアのバス駐車場から街へと入って行く

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街に入った所にある教会 この写真は帰り間際に陽が射してきた時に戻って撮り直したもの

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内湾が見える所まで行くと家々が山の上に密集しているのがわかる

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海を左手に見ながら半島の先端へと進む 湾の向こうは大昔は繋がっていた内輪山

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狭い街には連日大勢の観光客が押し寄せる

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ブーゲンビリアの花に囲まれた家と前方には独特な形をした風車が見える

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それにしてもこんなに狭い所にびっしりと家々を作ったものだ

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道に迷い迷い、ようやくたどり着いた城壁からイアの街を振り返る

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日用雑貨好きにはたまらない小さな土産物屋さんが多く連なっている

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イアの街で岩合さんを気取ったが、入口付近の店先でバスケットの中の1匹を見かけただけだった

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逆に犬の姿を多く見かけた

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イアの街の帰りにはこのジェラート屋さんで集合 トイレも順番に並んでお借りして

イアの街の観光は12:15まで。またバスに乗ってフィラの街まで行き船に帰って昼食となる。フィラの街で下りのロープウェイの切符を貰ったが、半数ほどの人は歩いて降りると言いだした。添乗員さんは下り坂はロバの糞の悪臭が耐えられないのでやめた方が良いと言っていたが、船内で運動不足の人にはちょうど良い距離、さらにこの日は曇っていて温度も低かったので匂いもそれほどでは・・・

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フィラの街に戻りロープウェイ駅まで

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ロープウェイのチケットを貰ったがロバ道を歩いて降りようと

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こんなつづら折れの道を降りて行くのだ

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目の前を独特なフォルムのロープウェイが降りて行く

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参加者のうち半数くらいの人が添乗員さんの制止を振り切って

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外国人観光客を乗せたロバは案内人もなしに勝手に坂道を往復しているのだ

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坂道の上と下には休憩(客待ち)中ロバ(中には馬も)がたくさんの

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行列してロープウェイで戻った人と、坂道を降りて来た人とほぼ同時に下に到着

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テンダーボートに乗ってムジカ号に帰還

船に戻って昼食を食べ、午後は食っちゃ寝の生活に戻った。とはいっても1時間も昼寝をしたら動き出したくなり、定番の7階のデッキへ。さらに13階に行ったら卓球に興じる人も・・・
サントリーニ島での最終乗船時間は16時半。そして17時過ぎには出港。その後はいつものようにディナーと夜のショーで・・・

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船に戻ったら昼食 ピザとパスタで満腹に

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ひと眠りした後は7階のデッキで1時間ほどウォーキング

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船はサントリーニ島から離れて行く

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夜のお楽しみはディナー メインはトラウトサーモンフィレのソース、アーモンドスライス

=つづく=