ギリシャクルーズ旅行記 5日目 (2015.10.20)
イタリアとギリシャとの時差は1時間。昨夜は就寝前に時計を1時間進めなければならなかった。ということでショーを見終わってなんだかんだしていたら24時近かったので腕時計の針を1時ちょっと前に合わせ直し、さらに目覚まし代わりに使っているスマホの方は電池消耗防止のために船内でのWiFi使用時以外は飛行機モードにしてあり時刻が自動で切り替わらないので、こちらは目覚ましを6:30にして(実際時刻では7:30に鳴るつもり)眠りに着いた。船内新聞によると前日の日の出はイタリア時間で7:14だったが、翌朝の日の出はギリシャ時間で7:56となっていたのでこれでちょうど良い時間に起きれるはずである。
しかし現実には日本の体内時間が身体に染みつき時差調整が出来ているわけではないので、夜中に何回も目覚めてしまいその都度腕時計の方を見てしまいスマホが鳴りだす前に目覚めてしまった。
内側キャビンにいるので外の様子を見に行こうと思ったらドアの下に添乗員さんからのメモが入っており、この日のカタコロンへの入港が予定より遅れるので下船前の集合時間も13:30となるということであった。それならば朝食も昼食もゆったりと取ることが出来ると一安心。
7:20に14階の甲板に出て見ると空はようやく明るくなりかけた所で、時差調整の関係もあり朝日を拝もうという人影は少なかった。左岸に黒々とした陸が見えていてその一部が空かすに赤みを帯びてきていた。手すりにもたれて写真を撮っていたら突然僕より前に来ていた若い女性が肩を叩いて「ドルフィン!」と声を掛けてきた。確かに数10m先に波しぶきが上がったか、僕の見るタイミングが遅かったからかイルカの姿を確認するまでには至らなかった。
彼女はポルトガルから来たのだそうで、僕は一度だけリスボンとロカ岬へ行ったことがあるよと言い、僕が日本人だと言うと彼女の方は日本に行ってみたいわと言っていた。
しかし現実には日本の体内時間が身体に染みつき時差調整が出来ているわけではないので、夜中に何回も目覚めてしまいその都度腕時計の方を見てしまいスマホが鳴りだす前に目覚めてしまった。
内側キャビンにいるので外の様子を見に行こうと思ったらドアの下に添乗員さんからのメモが入っており、この日のカタコロンへの入港が予定より遅れるので下船前の集合時間も13:30となるということであった。それならば朝食も昼食もゆったりと取ることが出来ると一安心。
7:20に14階の甲板に出て見ると空はようやく明るくなりかけた所で、時差調整の関係もあり朝日を拝もうという人影は少なかった。左岸に黒々とした陸が見えていてその一部が空かすに赤みを帯びてきていた。手すりにもたれて写真を撮っていたら突然僕より前に来ていた若い女性が肩を叩いて「ドルフィン!」と声を掛けてきた。確かに数10m先に波しぶきが上がったか、僕の見るタイミングが遅かったからかイルカの姿を確認するまでには至らなかった。
彼女はポルトガルから来たのだそうで、僕は一度だけリスボンとロカ岬へ行ったことがあるよと言い、僕が日本人だと言うと彼女の方は日本に行ってみたいわと言っていた。
8:04、左舷の陸地に薄くかかった雲の上からようやく太陽が顔を出した
太陽の上がった左舷前方 ほぼ前日と同じ角度
8:20、朝食を食べに13階のレストランへ
この日の午後の出発が少し延びたことで昼食は12時に食べに行けば良いと、朝食のあと睡眠不足を感じたていので部屋に戻り部屋の電気を消して朝寝することにした。
そして10時過ぎに再び起き出し7階のデッキへと出掛けた。8階部分にテンダーボートが吊るされており、その下の7階部分はジョギングやウォーキングの人のためのデッキになっている。ここで1時間近く行ったり来たり歩いて、その後13・14階のプール部分に行った見たが同行の人たちを見かけることもなく、やがて昼になったので13階のレストランに入り昼食にした。
そして10時過ぎに再び起き出し7階のデッキへと出掛けた。8階部分にテンダーボートが吊るされており、その下の7階部分はジョギングやウォーキングの人のためのデッキになっている。ここで1時間近く行ったり来たり歩いて、その後13・14階のプール部分に行った見たが同行の人たちを見かけることもなく、やがて昼になったので13階のレストランに入り昼食にした。
船の7階部分 前方で右舷と左舷を通り抜ける事が出来るようになっている
船の右舷最後方から前方を眺める 7階デッキは喫煙所にもなっている
デッキの最前部 左のドアはシアターの従業員用扉
12時に昼食に行くとレストランはごった返していた
その後部屋に戻り、前日のように小銭を持たないで出掛けることがないように何回もチェックしザックやカメラを装備して、先ずはギリシャのカタコロンの港に入港して行くのを見ていた。前々日にヴェネチアの港に係留されていた同じMSCのマグニフィカ号がカタコロンの港から出て行くところで、お互いに言葉を交わすかのように警笛を鳴らし合いながらすれ違って行った。
着岸するのを見届ける前に6階の集合場所に行き、着岸と共にギリシャの土を踏んだ。ギリシャは僕にとって71番目の訪問国となった。
着岸するのを見届ける前に6階の集合場所に行き、着岸と共にギリシャの土を踏んだ。ギリシャは僕にとって71番目の訪問国となった。
お互いに警笛の挨拶を交わしながらマグニフィカ号とすれ違う
カタコロンの港に入港
カタコロンは古代オリンピックが開かれていた遺跡のある地。現在でもオリンピックの度にこの遺跡の神殿で、女神役に扮した人たちによって採火式が行われている。
また遺跡の中には全長200mくらいのフィールドがあり、何人かの人たちは走り回っていた。その内の一人が観光用のイヤフォンガイドを落としてしまったと騒ぎ立て、皆で広いグランドの中を捜しまわったが、旦那様が走る前に奥さまに渡して保管していらっしたとのことで人騒がせな場面もあった。
また遺跡の中には全長200mくらいのフィールドがあり、何人かの人たちは走り回っていた。その内の一人が観光用のイヤフォンガイドを落としてしまったと騒ぎ立て、皆で広いグランドの中を捜しまわったが、旦那様が走る前に奥さまに渡して保管していらっしたとのことで人騒がせな場面もあった。
港からバスに乗って遺跡まで移動
オリンピック遺跡に入場
巨大な建物があった所 支柱が何列も残っている
3本の柱の残っている所
古代ではこのようなところだったのだよと現地のガイドさん
石造りのゲートをくぐり徒競走が行われていたグランドへ
徒競走のスタート板に立つOさん
200m向こうから全力で駆けてきた他の観光客
ここが近代オリンピックで聖火の採火式が行われる神殿
博物館での重要な展示物、女神のニケ(Nike)のレプリカ
神々を描いた杯
この日の夜は1回目のフォーマルナイト。船長さんと挨拶して写真を撮ったり、カクテルパーティがあり、さらに夕食後ダンスを踊ったり、またシアターでは船長さんが各国語で挨拶をするというので出席した。
岡山のTさん夫妻、大阪のMさん夫妻と和服姿のOさん夫妻で記念撮影
=つづく=