ギリシャクルーズ旅行記　１～２日目 (2015.10.16-7)

昨年の１２月に初めてカリブ海クルーズに参加した時に知り合った岡山県のＴさんから、今度はギリシャクルーズに参加しないかとのお誘いに二つ返事で付いて行くことにした。というのも、その時に新パナマ運河が開通した時にはご一緒することを約束しておいたのだが、カリブ海から帰ってジャマイカでの滝登りやケイマン諸島でアカエイと戯れた写真などを送った所、Ｔさんからそのお礼にときび団子が届いた。きび団子を貰ったからには桃太郎さんには付いて行かざるを得ないでしょう。それとギリシャにはまだ行ったことがなかったのも今回のクルーズに付いて行く決め手となった。
「パートⅡ　煌きのアドリア海・地中海・エーゲ海」というツアーで、ジャンボツアーズという耳慣れない旅行社の企画旅行。阪○さんやクラブ○○さんのような大手のツアー会社からは年がら年中旅行のパンフレットが送られてくるのだが、ジャンボさんはそういった華美なパンフレットを使わずに地方紙やインターネットで集客し極力コストを下げて運行している。
Ｔさんから格安のツアーだよと誘われたものの、申し込んでから一度申込書を送り返して申込金を振り込むように指示が来ただけ。催行日が近付いてきて残金の振り込み日近くなっても請求書が送られて来ないので不安になってメールで問い合わせしたほどである。最初に送られてきた案内の通りに残金を期日までに振り込んでくれれば良いとのこと、大手の旅行社とは随分とやり方が違っていた。
また僕の場合はいつも妻が行かないので一人参加代金を追加で払わなければならないのだが、クルーズの場合はそれがツアー料金の６割くらいになる。１０万円チョイ追加すればもう一人行けるので妹などに声を掛けてみたのだが、そんな暇人ではないと冷たくあしらわれてしまった。他に誘って付いてきてくれる二号さんもいないし、いつものように一人参加である。

最近カタール航空を利用するツアーが増えている。ヨーロッパへ行くのだったらヨーロッパでの乗り換えの方が短時間で目的地に行けるのだが、どうせ深夜便だし寝ている間に安く行けるということでカタール航空やエミレーツ航空などが使われているようである。
今年に入ってから３月のエジプトと５月のコーカサス３国もカタール航空を使ってドーハ乗り換えであった。ただ前２回は乗り換え時間が充分過ぎるほどあったので航空会社持ちでのドーハ市内観光が付いていたのだが、今回はそれほど時間がなかったのでドーハでは空港でのトランジットだけだった。
今回のカタール航空は関西空港からで、僕が関空を使うのは４回目。最初は１９９８年ＧＷのオーストラリアへ行った時で、さらに現役時代の２００４年には中国出張に中国南方航空で広州に２度ほど行っている。従って今回が４回目の関西空港発となる。

ジャンボツアーズは本社は沖縄にあり、名古屋の支店から添乗員が行くのだが、名古屋駅前から関西空港までの送迎バスを無料で利用できる。
今回はツアー参加者４１名中１７名と添乗員がこの送迎バスを使って関空に行き、関空集合の２２名と合流した。ちなみに成田出発は２名だけで、乗り継ぎ地のドーハ空港での合流となった。
１０月１６日１７時の名古屋出発に対して、参加者はバス配車の１６時半過ぎには全員揃い、予定よりも１５分早く出発できた。途中道の駅・針テラスという所で１回トイレ休憩があり、関空には１９時４０分に到着した。