ギリシャクルーズ旅行記 ３日目 (2015.10.18)

この日はいよいよクルーズに乗り込む日。ＭＳＣのクルーズ船は昨年末のディヴィーナ号（１３９，４００トン）以来で、今回はアドリア海･エーゲ海を巡るムジカ号（９２，４０９トン）で初のギリシャを目指す。ヴェネチアは海底に砂が貯まり易いので大型船の入港は無理だとのことでムジカ号クラスの船が使われる。
午前中はヴェネチア本島のサン・マルコ広場まで貸切乗合船で行き、サン・マルコ寺院やガラス工房などを見学しゴンドラ乗船も予定に組み込まれていた。ほとんどが１年前に訪れた所。ただこの日はボートレースが開催されるのでヴェネチア本当は混んでおり、特に午後になると水上は渋滞するという。ヴェネチアの代表的なボートレースは９月の第１日曜日に行なわれるレガッタなのだが、それ以外にもいろいろな形でボートレースが行われているらしい。
ゴンドラに乗ったあとは貸切乗合船にサン・マルコ広場からは乗ることが出来ないというので、島内の迷路のような道を歩き離れた一角から貸切乗合船に乗り込んだ。

ホテルのビュッフェで朝食

ＭＳＣ所定のタグを付けたスーツケースをバスに詰め込みホテルを出発

クルーズ船の発着所まで行きスーツケースを預ける　後で船室まで運びこんでもらえる

僕たちの乗るムジカ号は既に桟橋に係留されていた（奥の船）

貸切乗合船に乗ってサン・マルコ広場に向かう

歴史的な建造物が運河の両側に広がる

サン・マルコ広場の鐘楼とドゥカーレ宮殿が見えてきた

サン・マルコ広場の少し先で乗合船を降り、広場まで歩く

有名な溜め息橋を右手に見て進む

サン・マルコ広場の鐘楼が近付いて来た

鐘楼の上に飾られているライオンの像

サン・マルコ広場からレアルト橋に向かう途中テアートロ・カルロ・ゴールデンという劇場の前で

グランドカナルに架かるレアルト橋　工事中で橋の上からの眺めは見れない

レジデンツの前を通る

サン・マルコ広場に戻りサン・マルコ寺院の写真を１枚

サン・マルコ寺院　ここには２回目に来た時に入ったことがある

サン・マルコ広場近くのガラス工房　あっという間に馬の置物を作ってくれた

サン・マルコ広場からゴンドラに乗る（カンツォネなしの３０分コース）

狭い運河を他のゴンドラとぶつからずに漕いで行く

サン・マルコ広場から貸切乗合船に乗れずに迷路のような島の中を小走りに抜けて行く

１２時半、クルーズ船の発着所まで戻ってきた

いよいよＭＳＣムジカ号に乗船である。ズラリと並んだ受付カウンターにバウチャーを提出し、顔写真を撮られ船内で使用するＩＤカードを発行してもらう。前回はここでクレジットカードの登録までやったのだが、最近規則が変わったとかで後で船内の端末で自分自身で支払い用のクレジットカードを登録するようになったとのこと。
乗船前に今度は舵の前で記念撮影である。何度も船に乗っているＴさんはどうせ撮ってもらっても買わないのだからと、３人で一緒に撮って時間短縮。そしていよいよ乗船である。

ズラリと並んだ受付カウンターで顔写真を撮られＩＤカードを発行して貰う

いよいよムジカ号に乗船

船に乗りレセプション前の吹き抜けに集合

自分に割り当てられた部屋に入り、荷物を置いたらすぐに１３階のレストランに行き昼食。僕は一番安いクラスの内側キャビン。乗船時にはシングルベッドをくっ付けて置いてあったが、スーツケースを広げる時に十分な広さが欲しいのでベッドを離してもらうように書いた紙を置いて部屋を出た。
昼食の後は出航前に避難訓練があり、その後甲板に出てヴェネチアの街を見下ろしながら出航して行った。

内側キャビン　部屋を少しでも広く見せるため鏡が多く使われている

１３階のビュッフェレストランに行き、早速昼食　イタリアの船会社でピザがおいしい

出航前に避難訓練を実施　救命胴衣を試着

１７時過ぎ出航、岸壁を離れて行く

ヴェネチアの街を見下ろしながら運河を進んで行く

サン・マルコ広場の脇を通過

出航後キャビンに戻るとベッドの配置を希望通りに直してあった

第１夜のフルコースディナー　メインは「子牛のすね肉オーブン焼き・ゴッチャドーロ」

ディナーの後は連日シアターで行われる催しものを見たが、旅の疲れと時差ボケでほとんどコックリコックリ。
終了後、船内で使えるＷｉＦｉを前回の経験から５時間分購入。ディヴィーナ号は新しい船でＷｉＦｉも全く問題なかったが、ムジカ号はそれよりも設備的には古いせいかＷｉＦｉのアップロードの速度が遅く、旅先ではｆａｃｅｂｏｏｋに１回あたり大体１０枚くらいの写真をアップできていたけれど今回は苦労しそうである。

＝つづく＝