コーカサス3カ国ツアー 8日目の2 (2015.5.22)

白アラグヴィ川と黒アラグヴィ川の合流点からは白アラグヴィ川沿いに登って行く。しばらくするとコーカサス山脈の見える地点にバスを停めてくれたが、道路の左側の山は2~3座程度しか見えず、また右側には変電所の設備が有って送電塔が邪魔していて写真を撮りにくい地点であった。まあ先のことは良く分かっていないので10枚程度の写真を撮ってみたものの、次に停まった昼食のレストランからの風景の方がカメラのアングルとして良かったので没になってしまった。
13時半に到着した昼食のレストランは結構大きなスキーリゾートの中にあって、ジョージアにこんな大きなスキー場があると思っていなかったので意外な感じがした。

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スキーリゾート地の中で比較的小さなレストランの前でバスが停まった

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2階建てのレストランの1階で昼食を食べた

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昼食はビュッフェスタイル スープとケーキ、コーヒーが付いていた

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レストランの下の方の景色 セブンシスターズと呼ばれている峰々が連なっていた

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レストランの上の方には大きなリゾートホテルがいくつも建っていた

昼食後はさらにコーカサス山脈の上の方へと登って行き、スキーリゾート地を過ぎたところで展望台らしき所に出た。

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スキーリゾート地を抜けた高台に変わった建物が見えた 展望台のようだ

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極彩色でペインティングされた壁に囲まれた展望台

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今まで通ってきたスキーリゾート地は山の陰になって見えなかった

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これから行くコーカサスの高峰であるカズベキ山(5047m)は雲に隠れていた

その展望台からトンネルや洞門をいくつか抜けて軍用道路の最高点である十字架峠(2395m)は帰りに寄るからと通り過ぎ、下り坂に入ると元の橋が流された荒れた道路でかなりスピードダウンして抜けやがてカズベキの村へと入った。
実は十字架峠は分水嶺になっていて、そこよりもトビリシ方面の川は最終的にカスピ海に流れて行くのだが、十字架峠から先を流れている川はロシアの大地を北上しやがて北極海へと流れて行くのだそうである。カズベキ村からわずか8kmも行くとロシア領の南チェチェンになるそうだ。
そのカズベキ村でバスを降りて、そこから先は4WD車に分乗しサメバ教会を目指すのたが、その前にトイレ休憩。
ジョージアでのトイレチップの相場は50テトゥリ(約25円)。前に休憩した時に50テトゥリの硬貨を使い切ってしまったので、ポケットにある20テトゥリ硬貨を2枚と10テトゥリ硬貨を1枚を渡したのだがトイレ番のおばさんはその内の10テトゥリを返してよこした。帰りに同じトイレに寄った時にもやはり10テトゥリ返してよこした。あとになってホテルに帰ってよくよくポケットの中を調べてみたら僕が10テトゥリだと思って渡していたのはアルメニアの10ドラム硬貨で2.5円程度しか価値のないものだった。というか、そもそもアルメニアの硬貨をジョージアで使ってはダメでしょう!

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十字架峠を越えると川の流れて行く方向が変わる 橋が流れてしまったのか工事渋滞の所を通った

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カズベキ村に到着 ここは長距離トラックの休憩地のようになっていた

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村から山の上に見えるサメバ教会と、さらにその奥にあるカズベキ山

カズベキ村で4WD車に乗り換えてサメバ教会まで狭い山道を登って行く。添乗員とガイドを含めて31名で、7台の4WD車に1台あたり4~5人が乗り込んだ。なかなか若くてイケメンのドライバーが多いと女性参加者が活気づいていた。30分ほど山道を走り一旦サメバ教会から数100mほど下の所に集まって写真撮影した後、さらにサメバ教会まで登り、4WD車を離れ教会内部の見学をした。

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僕の乗った車のドライバーはタウディ・タトウさん

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村を出て山道に入って行く

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4WD車で30分ほどの所を歩いて登って行く人も多くいた

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林道はすれ違うことが出来ない場所もかなりあった

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登り始めて30分 サメバ教会まであと数100mの所で車を停め写真タイム

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再び車に乗りサメバ教会の下まで登って行く

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駐車場には湧き水を利用した飲み水が流れていた

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その水はとてもおいしかった

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最後はサメバ教会へと歩いて登って行く

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ぐるっと回ると教会の入口に出る

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入口に掲げられていたキリストを抱いたマリア像

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教会の内部の祭壇

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サメバ教会の後ろに回るとカズベキ村が眼下に見えていた

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教会の背後にそびえる標高5047のmカズベキ山

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コーカサスの山々には小さな高山植物もたくさん咲いていた


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黄色の小さな花も美しい

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サメバ教会の足元まで牛の放牧地が広がっている

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17時15分まで山頂の教会で時間を過ごした

麓のカズベキ村に戻りトイレ休憩の後トビリシに向かって戻り始めたのだが途中から霧が出てきて、十字架峠を通過する頃には見通しも悪くなってきていたので、記念撮影だけしてトビリシに向かった。

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カズベキ村から十字架峠に向かう途中にあった白樺に囲まれた少女の像

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十字架峠の近くにあったのは墓地?

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十字架峠の道標の所で記念写真の順番待ち

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標高2395mの道標 ガイドブックなどではこの標識の上に十字架があるのだが???

十字架峠を出てからは途中一か所トイレ休憩を取っただけで、トビリシまで真っ直ぐ帰還した。トビリシ市内のレストランに着いた時には21時15分になっており、ホテルに戻った時には23時近かった。

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21時15分、トビリシ市内のレストランに到着

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夕食も大皿で出てくるものが多かった

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この日の夕食 メインは名物のヒンカリ(ジョージア風水餃子)

=つづく=