コーカサス3カ国ツアー 6日目の2 (2015.5.20)

アララト山の見えるホルビラップ修道院をあとにし1時間あまり東の方に移動し、世界遺産アルメニア正教の総本山エチミアジン大聖堂に行った。
大聖堂そのものは修復工事中であったが、キリスト教を普及させるために作られた修道院の学校や聖書のための印刷所などもある。2001年にキリスト教を国教にしてから1700年記念の年に立派なゲートが作られた。

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移動の途中ロシアからアゼルバイジャンを通りヨーロッパへ向かうパイプラインがあった

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高い木の上にコウノトリの巣が集まっている地域も通った

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2001年に国教1700年の時に作ったゲートをくぐってエチミアジン大聖堂に向かった

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敷地内には修道院がいくつも建っていた

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こちらも宗教関係の建物

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古くからある印刷所

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世界遺産アルメニア正教の総本山エチミアジン大聖堂は修復工事中だった


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入口の天井部分

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大聖堂の内部 使徒教会とは違って内部に幾つかのイコンが掲げられている

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祭壇も多少豪華になっている

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敷地内には鐘楼や礼拝堂などもある

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庭園なども整備されており、花の世話をする人たちもいた

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6月はバラも綺麗である

エチミアジン大聖堂を出てからはガルニ村へと昼食を食べに行った。ここの名物は「ラバッシュ」というアルメニアの伝統的なパンで、いろんな国からの観光客が集まって来ていた。

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移動の途中に見かけたガソリンスタンド 1リットル420ドラム(=105円位)

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ガルニ村のレストランに到着 各地からの観光バスも集まっていた

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「ラバッシュ」というパン生地を延ばして焼く作業

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窯の側面に薄く延ばして広げて焼く

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昼食の前菜として野菜としょっぱいチーズがふんだんに出ている

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それらを薄く焼いたラバッシュで包んで食べる

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メインは近くの川で採れる鱒のグリル

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レストランの中庭にはライラック(リラ)の花が咲いていた

昼食の後は15分位移動してガルニ神殿に行った。
ローマ帝国アルメニアに入ってきた頃に作られた神殿だが、ソ連の時代に地震の多い地方だということを理解していない人々によって建物を支えている金属製のカスガイなどを銃弾にするために取り外されたので、その後起きた地震で崩壊してしまった。今では神殿は復元されたのだが世界遺産登録にあたってオリジナルの部分が少なすぎるということで登録が却下され、周辺の渓谷だけが自然遺産として登録されている。

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ガルニ神殿に到着

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ガルニ神殿は地震で崩壊しオリジナルの部分が少ないため世界遺産になっていない

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ガルニ神殿を横から見る

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神殿内部 ほとんど何も残っていない

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神殿は世界遺産にならなかったが、周辺の渓谷は世界自然遺産として登録された

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渓谷の底を流れる川はカスピ海へと流れて行く

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トルコ風のハマムも残っている

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ハマムの一番奥の部屋にはモザイクタイル画が残っている

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フランス人の子供たちが昔の日本の女の子がするような遊びに興じていた

=つづく=