ボリビア・ウユニ塩湖ツアー6日目の1 (2015.2.21)

ウユニ塩湖の観光2日目は朝5時半にホテルを出ての朝陽鑑賞から始まった。先日来体調不良を訴えているグスタボさんの運転する4WD車に同乗のOさんは、この日も軽い頭痛を抱えながらも昨夜の星空観賞に引き続き朝早くからの朝日鑑賞に姿を見せていた。
標高3700mの朝、広い塩湖の上に立つと引き締まった空気の中に徐々に赤みを帯びてくる空とそれを反射する湖面がなんともいえずに綺麗だった。

イメージ 1
5:50 東側に水の張った湖面に降り立つ

イメージ 2
朝陽が昇る方角に三脚を立てたり、カメラの前でポーズを取ったりして陽が昇るのを待ちわびる

イメージ 3
東の空は赤くなってきたが、陽が昇るのにはまだ時間がある

イメージ 4
それでもその時は確実に近付いているようでみんなの緊張も高まって来る

イメージ 5
赤みを帯びた雲の範囲が徐々に広がって来る

イメージ 6
6:28 ついに東の空から眩しい光が顔をのぞかせる

イメージ 7
ご来光である

イメージ 8
光の中ポーズをとって写真に収まる人も

イメージ 9
7台並んだ4WD車の脇に立って

ご来光のあとホテルに向かって一斉にスタート!したものの、何らかのアクシデント発生したようで。。。
どうも1台の車の前輪の空気が抜けてしまったよう。早速7台が集まり、その中の1台から小形のコンプレッサーが現れる。タイヤに空気が貯まるまで、今度は乾いた塩の上での写真タイム。そして何とか無事にホテルに辿り着き、朝食へ。

イメージ 10
空気の抜けた車の周りに集まって。。。

イメージ 11
小形のコンプレッサーが取りだされ、前輪のタイヤに空気補充

イメージ 12
その間にもまた写真を 朝陽で延びる影は足が長く見える???

イメージ 13
空気補充も終わり再び塩のホテルを目指す

イメージ 14
ホテルに帰ってすぐに朝食の時間 昨日の夕食とは違うレセプション上の食堂

イメージ 15
朝食は極シンプルに

朝食後は塩の採掘所や、湖の底からイオウをはじめとするミネラル成分を含む水(温泉?)が湧いてくる塩の目、乾期にできる亀甲模様の塩の結晶など、ウユニ塩湖の幾つかの観光資源を見て回った。
ただし旅程表にあったサボテン島のインカ・ワシ(魚の島)だけは、そこに行くまでの道の水が多すぎるということで中止となったは残念。

イメージ 16
まずは塩の採掘所へ ウユニでは観光以上に重要な収入源

イメージ 17
車を降りて塩の山の前で記念写真を

イメージ 18
ここは塩の目と呼ばれる、底からミネラル成分を含んだ水が湧いてくるところ

イメージ 19
次いで塩の結晶の亀甲模様が浮き出ている所へ移動

イメージ 20
亀甲模様の間から圧力でさらに塩が飛び出ている

イメージ 21
一見水草か何かが隙間から飛び出ているようにも見える

イメージ 22
アップしてみると表面が乾いたあとで乾こうとするものは内圧によって隙間から外に出てくる

イメージ 23
こちらは塩のホテルなどで使われる建築資材のレンガを切り出すところ

イメージ 24
乾期・雨期の繰り返しで層になった、4年物の塩のレンガ

イメージ 25
塩レンガの貯蔵所

12時少し前、トイレ休憩のため一番最初に建設された塩のホテル、プラヤ・ブランカに到着。現在は老朽化により宿泊客は無く、日中レストランとして使われている。またホテル前の一角にいつの間にか増えたという万国旗がなびいていた。
またホテル前方200mくらいのところには一昨年から始まったダカール・ラリーの出発点を示すモニュメントがあった。ダカール・ラリーといえば1978年に第1回目が開催され、80年代はパリ・ダカール間を繋ぐ世界最大のラリー大会で、日本からも三菱パジェロや篠塚健次郎の優勝など話題も多かったが、北アフリカの政情不安などでテロ襲撃などがあって毎年のようにコースが変わり、2009年からは南米開催となった。2013年からはリマ~サンティアゴでの開催となってこのウユニ塩湖の上も通るようになったとのこと。
でもそんな歴史も今の添乗員世代の若い方は知らなかったようで、そのことにもビックリさせられた。といっても僕自身も南米開催になって以降のことは知らなかったのだが。

イメージ 26
元祖塩のホテル、プラヤ・ブランカでトイレを借りた

イメージ 27
ホテルの内部

イメージ 28
ホテル脇に掲げられている万国旗 いつの間にか増えて来たのだとか

イメージ 29
ダカールボリビアのモニュメント

=つづく=