バルト3国+ヘルシンキの旅 3日目の2 (2014.8.22)
聖ペトロ教会の123mの塔の高さ72mの展望台からエレベーターで降り、聖ヨハネ教会の裏を通ってアマトゥ通りへと向かう。ここにはコンサートホールがあるのだが、ここはかつて大ギルトの会館だった所。道を隔てたリーヴ広場の北に「猫の家」というラトヴィア人の商人が建てた家があり、その屋根の上に猫の像が乗っているのだが、このラトヴィア人は裕福であったもののドイツ人が支配しているギルトに入れてもらえないのに腹を立ててその猫の尻を大ギルドの会館に向けていた。その後大ギルド会館がコンサートホールに変わって、猫も音楽に誘われて向きを変えたという話がある。
アマトゥ通りの小ギルド会館の屋根に乗っている犬の像
道向かいの大ギルド会館には読書する少年の像
大ギルド会館の柱や壁面の装飾が綺麗
「猫の家」 現在では屋根の上の猫は大ギルド会館の方を向いて音楽に耳を傾けている
「猫の家」を見たらリーヴ広場を抜けカリチュ通りを自由記念碑の方に向かう。リガの街はユーゲントシュティールの建築や色んな教会があって上を見上げる機会が多いのだが、たくさんの種類の電線が空間を走っていて写真を撮るのに非常に邪魔である。日本を訪れる観光客も日本の電線の多さを鬱陶しく感じているのだろうか。
自由記念碑はソ連に支配されていた時代にも取り壊されることなくラトヴィア人にとって大切なものとなっている。ところが今回のツアーはブリヴィバス大通りに入って行かずに手前を左に向かい火薬塔・ラトヴィヤ軍事博物館の方に曲がった。さらにかつて街を囲んでいた城壁の僅かに残されたスウェーデン門を抜け、三人兄弟と呼ばれる3軒並んだ建物の横を通り、アルス・アレセンデス(醸造所)の地下で昼食を摂った。
自由記念碑はソ連に支配されていた時代にも取り壊されることなくラトヴィア人にとって大切なものとなっている。ところが今回のツアーはブリヴィバス大通りに入って行かずに手前を左に向かい火薬塔・ラトヴィヤ軍事博物館の方に曲がった。さらにかつて街を囲んでいた城壁の僅かに残されたスウェーデン門を抜け、三人兄弟と呼ばれる3軒並んだ建物の横を通り、アルス・アレセンデス(醸造所)の地下で昼食を摂った。
リーヴ広場を通り抜けて自由記念碑の方に向かう
たくさんの紋章が壁に描かれたラトヴィア軍事博物館
緑の蔦で覆われた火薬塔
三人兄弟という隣り合っている似たような建物
昼食 いつものように昼はスプライトを注文 レモン片を入れた水もテーブルにあった
夕食の後は、修復工事中のリガ城の脇を抜けてダウガヴァ川沿いの道路に出て、リガから70km離れたバウスカへと向かった。
修復中のリガ城
聖母受難教会
ダウガヴァ川沿いの道へ向かう
ダウガヴァ川沿いの道は11月11日通りといい、ここからバスに乗った
さすがにリガはバルト3国で一番の都会。見るべきものが多くてブログ2ページ分で写真がようやくおさまった。それでも3日目はこれからバウスカという街で、バルトのベルサイユと称されるルンダーレ宮殿を観光し、さらに隣国のリトアニアに入って首都のヴィリニウスまで行けなければならない。。
=つづく=