バルト3国+ヘルシンキの旅 3日目の1 (2014.8.22)

3日目の朝はホテルを9時に出発なので、7時に1階に降りて行き朝食。朝から太陽が降り注ぎ気持ちが良い。出発まで時間があったのでホテルの前に出て、対岸のリガの街の遠景を撮ったりして過ごした。前日の夕食の時に感じたのだが、川越しに見る風景がどことなくドイツのドレスデンに似ていると思った。

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朝食

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前夜泊ったラディソンBLUダウガヴァ 帰りにもう1泊するがこの日はチェックアウト

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対岸のリガの旧市街の遠景 どことなくドレスデンに似ているという感じがした

3日目の午前中はラトヴィアの首都リガの観光。リガはバルト3国の中で最大の都市であり、人口は約70万人。1201年ブレーメンから来たアルベルト僧正がここに上陸し要塞を築いたことからこの街の歴史が始まる。13世紀末にはハンザ同盟に参加し、街は急速に発展する。その後宗教改革ポーランド、ドイツの度重なる侵攻、2次大戦後のソ連支配なども経て、東欧民主化の流れの中でラトヴィアも1991年8月21日に独立を宣言した。
先ずバスで向かったのは世界遺産のユーゲントシュティール建築群。アールヌーヴォの流れをくむ独特な装飾の凝った建物群である。ここはバスを降りて30分ほど散策した。

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バスを降りた所に貼ってあった「人間の鎖」25周年のポスター…これについては4日目に解説

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ユーゲントシュティールの建築の前ではもう一組の観光客が説明を受けていた

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建物の柱の部分に月桂樹を掲げる女神の像が飾られている

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こちらの柱には魔除けとしてメデューサが使われている

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ラトヴィアの国旗を掲げた建物

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こちらはヘラクレスが建物を支えている

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メデューサはあちらこちらの建物に使われている

次にバスで行ったのは中央市場。広大な敷地にかまぼこ型の建物が4つ建っている。その中には魚や肉類、チーズなどの乳製品や蜂蜜といった食材が多く扱われている。また建物の外側には野菜や果物、生け花などの区画も多い。ここにも30分ほどの時間を取っての観光となった。ジャガイモのコーナーではたくさんの品種が並んでいたのでカメラを向けたら、気難しそうな顔をした店主が「5ユーロ」と撮影代を要求してきたので「それはぼったくりだ!」と日本語で呟きながらすぐにその前を離れた。

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中央市場にはかまぼこ型の建物が4棟並んで建っている

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魚はサーモンが多い

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鶏や豚などの肉コーナー

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トマトは果物だっけ?

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たくさんの花も扱われていた

中央市場の次は旧市街の教会などを回った。大聖堂の近くでバスを降りた後、昼食を挟み2時間半かけてタップリ回ったのだが、まずは聖ペテロ教会の塔の上までの前半部分を掲載。

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リガ大聖堂の外観

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リガ大聖堂の内部、祭壇

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ブラックヘッドの会館とその前に建つ聖ローランドの像

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左手に入り聖ペトロ教会の塔をエレベーターで登る

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聖ペトロ教会の塔からの眺め かまぼこ型の4つの建物は中央市場、その奥にTV塔

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橋を渡ってすぐ右手に建つのは前夜泊ったラディソンBLUダウガヴァ

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正面の大聖堂とその周辺

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金色の屋根はロシア正教の建物 その奥はラディソンBLUリガ

=つづく=