バルト3国+ヘルシンキの旅 2日目の2 (2014.8.21)
昼食の後はバスに戻らずに、そのままタルトゥの観光。タルトゥはエストニア第2の都市で、11世紀から交易の中心として栄え、エストニアの最高学府タルトゥ大学は400年以上の歴史がある。1918年エストニア共和国が独立宣言し、20年にタルトゥでロシアと平和条約を結んで晴れて独立国家となった。その後第2次世界大戦でソ連に併合されたりナチスドイツに侵攻されたりしたが、1991年に東側諸国の民主化の流れの中でソ連から独立しタリンが首都となった後も、タルトゥは学問や文化的な面で「精神的首都」と呼ばれている。
先ず行ったのはラエコヤ(市庁舎)広場。市庁舎の前にはキスの噴水があり、観光客がその像の前で抱き合って写真におさまっていた。さらに少し離れるとバークレイの家と呼ばれる傾いた家(現在は博物館)があり、地盤低下によりこれ以上傾かないよう隣の家と梁で繋がれている。さらにエマユギ川に架かる橋の手前に黄色の四角い枠があり、この枠に背景をはめ込んで写真を取ることもできる。
先ず行ったのはラエコヤ(市庁舎)広場。市庁舎の前にはキスの噴水があり、観光客がその像の前で抱き合って写真におさまっていた。さらに少し離れるとバークレイの家と呼ばれる傾いた家(現在は博物館)があり、地盤低下によりこれ以上傾かないよう隣の家と梁で繋がれている。さらにエマユギ川に架かる橋の手前に黄色の四角い枠があり、この枠に背景をはめ込んで写真を取ることもできる。
大きなギターを描いた店の前を通った
市庁舎 この前の広場をラエコヤ広場という
エマユギ川に架かる橋の手前にある黄色の四角い枠 ここに市庁舎をはめ込んでパチリッ
タルトゥの街をゆったりと流れるエマユギ川
今度は市庁舎の裏に回り、400年の歴史あるタルトゥ大学に行って見た。
市庁舎の右手を裏に回った所にある建物には、タルトゥ大学の建物が描かれていた
その建物の右奥の建物の裏側には、各窓に学生たちが描いた教授たちの姿が
タルトゥ大学のネームプレート
タルトゥ大学のメイン校舎
タルトゥ大学の正面から北方向に行くと聖ヨハネ教会の高い塔が見えてくる。そしてその壁面を良く見てみると素焼きの塑像で装飾されている。そして教会内に入ってみると、中にまで同様の塑像が飾られているのがわかる。
壁面や内部には素焼きの塑像がたくさん飾られている
聖ヨハネ教会から、今度は西方向のおもちゃ博物館やシアターハウスを通り、タルトゥ大学の裏手に回ると、昔から学生たちがたむろしていたトーメの丘という公園に出る。さらにその奥にはタルトゥ大聖堂があるのだが、ここは13世紀に建設が始まり15世紀に完成したカトリックの教会だったのだが、16世紀に宗教改革の時にプロテスタントの教徒により破壊され廃墟となり、19世紀に図書館として使われはじめ現在はタルトゥ大学歴史博物館となっている。
タルトゥ大聖堂からトーメの丘をラエコヤ広場に下って行く途中に、天使の橋と悪魔の橋がある。天使の橋に女性、悪魔の橋に男性が集まって歌のコンサートが開かれるのだが、これは100年の伝統があるとのこと。天使の橋を渡る時に心の中に願い事をし、息継ぎしないで渡れたら願いがかなうとも言われているが、よっぽど肺活量のある人でなければ渡り切ることは難しいと感じた。
タルトゥ大聖堂からトーメの丘をラエコヤ広場に下って行く途中に、天使の橋と悪魔の橋がある。天使の橋に女性、悪魔の橋に男性が集まって歌のコンサートが開かれるのだが、これは100年の伝統があるとのこと。天使の橋を渡る時に心の中に願い事をし、息継ぎしないで渡れたら願いがかなうとも言われているが、よっぽど肺活量のある人でなければ渡り切ることは難しいと感じた。
おもちゃ博物館 その奥がシアターハウス
シアターハウスの操り人形の看板
トーメの丘にあるBAR
大聖堂から降りて行く途中右手に悪魔の橋がある
悪魔の橋の方に行かずに丘を下ってくると天使の橋に出る
ラエコヤ広場に戻り自由時間となり思い思いに散策。その後昼食のレストランに立ち寄りトイレを借りて、バスに戻った。15時半までにバスに戻ることになっていたのだが、二人連れの女性がいつになっても戻ってこない。最終的にレストランの方向が判らなくなって迷っていたらしい。
全員揃った所でタルトゥをあとにして、この日の宿泊地のラトヴィヤの首都リガに向かう。タルトゥからリガまでは約250km。途中タルトゥを出て100kmほどでエストニアとラトヴィアの国境を通るのだが、検問所はすでに撤去されており、バスで走っていても運転手に教えてもらわなければ知らずに通り過ぎてしまうところであった。
全員揃った所でタルトゥをあとにして、この日の宿泊地のラトヴィヤの首都リガに向かう。タルトゥからリガまでは約250km。途中タルトゥを出て100kmほどでエストニアとラトヴィアの国境を通るのだが、検問所はすでに撤去されており、バスで走っていても運転手に教えてもらわなければ知らずに通り過ぎてしまうところであった。
タルトゥから南に向かい国境近くなると坂道も出て来た といっても基本的には平坦な道
国境を過ぎヴァルカという街にラトヴィヤを示す標識があった
ラトヴィアに入ってから途中1回トイレ休憩でガソリンスタンドに寄ったものの、トイレの数も少なく仕方なくバスに付いているトイレも使用することに。そしてタルトゥを出て4時間、この日の宿泊地リガの街に入った。その後市内を30分ほど走りようやくダウガヴァ川を渡ると橋のたもとにこの日泊るホテルが見えて来て一安心。
ホテルに着いて添乗員さんがチェックイン手続きをしている間に夕食。おっとその前にトイレへ直行だ!
リガでの宿泊はラディソンBLUダウガヴァというホテル。川向うに旧市街が望める、近代的な設備の整ったゆったりとした部屋だった。
ホテルに着いて添乗員さんがチェックイン手続きをしている間に夕食。おっとその前にトイレへ直行だ!
リガでの宿泊はラディソンBLUダウガヴァというホテル。川向うに旧市街が望める、近代的な設備の整ったゆったりとした部屋だった。
リガに入りダウガヴァ川を渡ると橋のたもとにこの日泊るホテルが見えてくる
添乗員さんがチェックインしている間にビュッフェスタイルの夕食 ビール小は€3.50
夕食時に川向かいの旧市街に夕陽が当たっていた ガラス中央は照明の反射
部屋に入り窓の外を見ると雲に夕焼けが写っていた
ツインの部屋でゆったりと贅沢に
=つづく=