イタリアの旅 6日目の1 (2014.7.23)

6日目の朝は6時モーニングコールで45分から朝食。スーツケースは朝食を食べに行く時に部屋の前に出して置く。この日は7時30分にホテルを出てカプリ島に向かう高速艇に乗るためナポリ港へと向かう。
朝の通勤ラッシュに巻き込まれないようにホテルを出たが、ナポリという街はどこかを掘り起こせば遺跡が出るというのが判っているにもかかわらず、何十年も前に始まった工事がほとんど手を付けられないままになっているのが渋滞の元なのだとか。特にサンタルチア港近くのヌオーヴォ城辺りの混雑は著しいのだが、この日は8:35の出航時刻に余裕を持って港に着いたので、ヌオーヴォ城やウンベルト1世のガッレリア辺りをバスで回ってくれた。

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この日の朝食 やはりここでもこの日も野菜はなかった

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ヌオーヴォ城を車窓から眺める

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ウンベルト1世のガッレリアをバスで回ってくれた

そうこうするうちに出航の時間が近付き桟橋から高速船に乗り込みカプリ島に向け出港。空は晴れ渡り遠くにヴェスヴィオ火山が見えている。カプリ島が近付くにつれたいした波もないのに船酔いの人が続出。僕たちのグループの女性ではないが嘔吐した飛散物が、僕たちのメンバーの肩口からシャツに飛び散るという事態も発生した。でも船は何事もなかったかのようにカプリ島に接岸。

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8時35分発のカプリ島行き高速船の乗船券

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大勢の観光客を乗せた船はサンタルチア港を離れる

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左手にくっきりとヴェスヴィオ火山が見えている

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振り返るとナポリの街が手に取るように見えている

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カプリ島に入港

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接岸し上陸し始めた

カプリ島を訪れる観光客の目的はただ一つ「青の洞窟」の中に入ることである。ここで洞窟に入れる小さなボートに乗り換えることになるのだが、あいにくこの日は波が高くて入れないということがこの時になって初めて現地ガイドから伝えられた。
このツアーは募集している段階でカプリ島に渡れなければ5千円の返金、カプリ島に渡っても青の洞窟に入れなければ1千円の返金と注記されていた。それだけ青の洞窟に入れないこともあるということを示している。ちなみにこの2年間の7月の入場確率は2012年72%、2013年97%だということなので、僕たちは本当に運がないのだ。
添乗員から今夜のホテルで1千円の返金をするという話があった後、現地ガイドから€10で島内観光の提案がされた。小型バスで島の上部に上がり徒歩観光し、帰りはケーブルカーに乗って降りて港に戻るというものである。帰りの船まで2時間以上もあるのだから、全員不承不承ではあるが同意せざるを得なかった。
まずはトイレを兼ねて港近くのお店でショッピング。何でも最近カプリウォッチというのが若い人たちの間で人気なのだとか、前日からそんな話を聞いていたので土産代りに買っても良いかと思ってはいたのだったが、実際お店で見たら考えていた以上に高価だったのですぐに断念した。
島の上から見る景色は期待していたものではなかったのだが、さわやかな風に青い空と海に癒され満足!満足!

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先ずはトイレを兼ねてお店に入りショッピング

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先ずは小型バスに乗り狭い坂道を登っていく

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高台のバス停で降車 バスの側面と後ろにはカプリウォッチのCMが。。。

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上からの景色 青い海に島から出た船の航跡が

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ウンベルト1世広場の時計台

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島の斜面に広がる別荘

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島の高台にはリゾートホテルも多い

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島の入り江には多くのボートが集まってきている

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アウグスト公園から見るトラガラ岬

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今回行くところではカプリ島とアルベルベッロに猫がいるからねと妻に言われてきたが?

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下りはケーブルカーで

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下に降りて港を散策

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トイレを借りるためにバールに入り注文したレモンスムージーがおいしかった

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12時15分出航の船でナポリに戻った

ナポリに戻り遅めの昼食。ナポリはピザの発祥地だそうで、中でもマルガリータが有名とのことなので追加注文。さらにカラマリ(いか)のフリッタも頼んだ。

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ナポリに戻り昼食に入ったレストラン

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レストランの内装

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この日はシーフードリゾットが出た 右下の2品はテーブルのメンバーで頼んだ追加注文

=つづく=