イタリアの旅 3日目の2 (2014.7.20)

ヴェネチアを11時に出て270kmの移動の途中で昼食とトイレ休憩を兼ねたショッピングの後、フィレンツェに着いた時には16時を回っていた。それでもまだ夏のサマータイムの昼の長さは、この後でも余裕で観光ポイントをいくつか回ることが出来る。
現地ガイドさんと落ち合い、早速花の聖母教会ドゥオーモを目指す。路地を抜けドゥオーモの側面に出、さらに正面に回るとその大きさに圧倒される。カメラに入り切らずに、バスの中に広角レンズの入ったバッグを残してきたことが悔やまれる。

イメージ 1
ガイドさんと落ち合い路地の間を抜けてドゥオーモに近付いて行く

イメージ 2
ドゥオーモの側面に出てみたがカメラに収まりきらない

イメージ 3
正面に回り広場を下がってみたがそれでも一枚に収めることは無理だった

イメージ 4
ドゥオーモの内部

イメージ 5
天井のフラスコ画

イメージ 6
祭壇付近

イメージ 7
ドゥオーモの右手に出た

イメージ 8
正面に回り入口付近の上の絵をパチリ!

イメージ 9
エスを抱いたマリアを中心に12人の聖人の像

イメージ 10
ドゥオーモの隣の建物にある、€1コインで入れる自動改札のトイレ

ドゥオーモを観光した後は近くのウッフィツィ美術館を訪れ、かつてメディチ家が収集していた数々の美術品を鑑賞した。なかでも有名なのはボッティチェッリ作の「ヴィーナスの誕生」と「春」であり、その他にも美術の教科書に載っている多くの美術品があった。

イメージ 11
ドゥオーモを出てウッフィツィ美術館に向かう

イメージ 12
ウッフィツィ美術館はかつてメディチ家の事務所があった所

イメージ 13
ウッフィツィ美術館の前にはかつては本物のダビデ像があったが現在は複製が置かれている

イメージ 14
今回最も楽しみにしていた「ヴィーナスの誕生


イメージ 16
この丸皿に描かれた絵も昔々美術の教科書で見た覚えがある

イメージ 17
ウッフィツィ美術館の窓からアルノ川に架かるヴェッキオ橋を見ることが出来る

フィレンツェに着いた頃からポツリポツリと雨粒が当たっていたがウッフィツィ美術館を出た後も変わらず、この日の最後はサンタ・クローチェ教会横の革製品店でのショッピングタイム。

イメージ 18
サンタ・クローチェ教会

イメージ 19
革製品店でショッピングタイム

フィレンツェに着いてバスを降りてからホテルに到着するまでずっと歩いての観光となった。ホテルに到着したのは19時半前。バスに残した手荷物を降ろして、そのまま部屋には入らずに夕食会場へ。スーツケースは食事の間に部屋の前までポーターが配達することになっていたのだが、食事が終わりカードキーを受け取り部屋まで行ったところ、スーツケースが届いていないという大ハプニングが発生。
ホテルのフロントに聞いても判らず添乗員と確認すると、この日はオーバーブッキングで事前にツアー中の2組の夫婦がフィレンツェ駅近くのホテルに分宿することになっていた。その内の1組が僕と同じ苗字の御夫婦で、普段は2人で1つのスーツケースだけを預けていたらしいのだが、どうやら現地係員が勘違いで4個のスーツケースを乗せてそちらのホテルまで向かったらしい。分宿先の現地係員に連絡を取ってもらったところすぐには連絡が付かず、添乗員→現地係員→分宿先に泊ったメンバーの部屋に行って確認→添乗員と連絡と確認に時間がかかり、最終的に現地係員がタクシーで届けてくれると判るのに1時間。その時点で部屋に入ったものの着替えもなければバッテリーの充電することもままならず、スーツケースが部屋に届いた時には22時を回ってしまっていた。
そしてそんな騒動の中、恒例の部屋の写真も撮り損ねてしまった。ダブルベッドの部屋で、床にスーツケースを開くスペースもなく、ベッドの片側にスーツケースを開いたままで2泊した。でも大部分の人はフロントから部屋まで行くのに、建て増し建て増しの日本旅館のように迷路のような館内で部屋を探しまわらなければならなかったらしい。その点僕の部屋はフロントから直通エレベーターで行けただけでも。。。

イメージ 20
フィレンツェではグランド・メディテラネオで2泊

イメージ 21
ホテルのフロント

イメージ 22
夕食はポーク料理だった

=つづく=