イタリアの旅 3日目の1 (2014.7.20)

3日目の朝は、6時モーニングコール、45分にバスに預けるスーツケースを部屋の外に出し、50分から朝食、7時半に観光出発と前日とほぼ同じスケジュール。旅程表には8時出発とあるのだが、旅程そのものがハードなのでホテルの朝食さえ間に合えばできるだけ早く出発したいというのは人情というもの。朝部屋の外に出した荷物は、僕たちが本島内を観光している間にポーターによって集められ、バスが駐車してある所まで運んで積み込まれ、夜まで参加者の目に触れることが無くなる。
ホテルを出てサンタ・ルチア駅の前を通って前日チャーター船を降りた所まで歩き、そこから再び船に乗り込み島の反対側にあるサン・マルコ広場まで行った。最初にここに来た時にはカナル・グランデという島の中央を流れるS字型の運河を通る水上バスに乗り、2回目の時も同じ水上バスで途中のリアルト橋で降りて近くのホテルまで行きさらに歩いてサン・マルコ広場まで行ったのだが、今回は島の大外にあるジューデッカ運河を通ってサン・マルコ広場に向かった。通常はジューデッカ島と本島との間には橋は無いのだが、昨夜の花火大会のための浮き橋が架けられていて、この日の午前中に撤去されるとのこと。チャーター船は行き帰りともその橋の下を通った。

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ホテルの朝食

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サンタ・ルチア駅の近くからチャーター船に乗り込む

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前日の花火大会のために掛けられた浮き橋をくぐる

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サン・マルコ広場近くの船着場に到着

船着き場からは高さ96.8mの鐘楼を目指して歩いて行くとサン・マルコ広場に出る。ここはかつて交易の玄関口だった所で、ドゥカーレ宮殿サン・マルコ寺院、政庁などがある。この日は広場で結婚写真の撮影を行なっていた。

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高さ96.8mの鐘楼を目指して歩いて行く

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ドゥカーレ宮殿と牢獄を繋ぐ溜息橋

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沖にサン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見える


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サン・マルコ寺院の玄関は海側を向いている かつて交易をする人々は海から入ってきた

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サン・マルコ広場の両側は旧政庁と新政庁の建物

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広場では結婚写真の撮影が行われていた

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サン・マルコ寺院 右半分に修復の足場が組まれていた

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サン・マルコ寺院の入口ドームの絵

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時計塔の大時計は24時間時計

ヴェネチアといえばヴェネチアングラスが有名。かつてバラバラに点在していたガラス工房は現在は北側にあるムラーノ島に集められているが、この日はサン・マルコ広場近くの土産物店に併設された工房を見学しショッピングの時間となった。

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ヴェネチアングラス工房の見学 現役時代に馴染み深かったガラス加工の熱

ガラス工房を出た後は5~6人ずつに分かれゴンドラに乗って観光。そして再びチャーター船に乗ってバス駐車場へと戻った。

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ゴンドラに乗って運河を巡る

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ゴンドラを建物にぶつけないでこの角を曲がるには高度な技術が必要

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再びチャーター船に乗ってサン・マルコ広場を離れる

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バスが駐車されている島に戻ってきた

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バスに乗ってヴェネチアを離れ、次の目的地フィレンツェ

11時にヴェネチアを離れフィレンツェまでは270km。途中トイレ休憩を兼ねて土産物店に寄ったり、昼食を摂った。

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昼食のレストラン

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ボロネーゼのスパゲティと牛肉でランチ

=つづく=