バルカン半島の旅 4日目の1 (2014.4.10)
アルバニアの面積は四国の1.5倍ほど。300万人ほどの人口の90%以上がアルバニア人。アルバニア語は他の国々で使われている南スラブ系の言葉とは言語体系が違っている。1912年にヨーロッパ諸国がオスマントルコ帝国と戦いを始めたのに乗じて、たなぼた独立を果たした。
バルカン半島に最初に住みついたとされるイリュリア人が自分たちの先祖だと主張し、アルバニア語での国名のシュチパリアは鷲の国という意味で、国旗に双頭の鷲がデザインされている。
バルカン半島に最初に住みついたとされるイリュリア人が自分たちの先祖だと主張し、アルバニア語での国名のシュチパリアは鷲の国という意味で、国旗に双頭の鷲がデザインされている。
さて4日目のこの日の朝は、前日と同じく6時モーニングコールで7時半の出発。「千の窓の街」と呼ばれるベラートには9時に着いた。先ずは高台にあるベラート城の城塞に登り街を上から見てみる。
朝食はホテルでビュッフェスタイル
ホテル・フィエーリをあとにする
フィエーリの市内
ベラートまでの道は農村地帯を走る
ベラート城のふもとに着き登って行く
城塞の入口
城壁の縁の小道を奥へと進む
城壁の上にところどころ大砲が残されている
遠くの山に雲が掛かっていた
眼下に「千の窓の街」のゴリツァ地区が見える
少し離れた所がベラートの市街地
城壁の上で放し飼いになっていた雄鶏
城塞からバスでゴリツァ地区まで移動し、橋の上から「千の窓」を見、その後迷路のような街の中を歩いた。
オスミ川に架かるゴリツァの吊り橋の上に出て千の窓を撮影
ベラート城の城壁の下にある千の窓 ただし数えてはいけない
自動車のナンバープレート 赤いものは古く、新しいものはEUに合わせて青に変更中
「千の窓の街」ベラートの観光後は首都ティラナに向かって140kmの移動である。アルバニアはバルカン半島の中で最貧国であり、アスファルトやセメントの産出国でありながらそれは輸出用であって自国消費の対象ではないようで、未舗装の道路が多く道が荒れている。また雨で冠水する所も多いと、何回もこの地を訪れている添乗員が言っていた。ただ我々のツアーはこれまで天候に恵まれていて、女子会のメンバーの間では「お晴れシスターズ」という言葉が生まれていた。
この地域はワインとオリーブの産地
途中でガソリンスタンド併設のスーパーでトイレ休憩
=つづく=