バルカン半島の旅 3日目の1 (2014.4.9)

コソヴォ岐阜県と同じくらいの面積ならば、マケドニア青森県岩手県を足した位の大きさ。人口は名古屋市とほぼ同じ210万人ほど。言語はマケドニア語だがセビリア語やクロアチア語などの南スラブ系で方言程度の違いしかなくお互いの意思疎通は図れるらしい。

さてこの日の朝は6時モーニングコールで7時半の出発とやや早め。なにせ12日間(観光は実質9日)で7カ国を回るとなると強行日程なのである。この日も首都スコピエには泊ったものの観光なしで約180km移動して西方にあるオフリドを観光した後、さらに国境を超えアルバニアに入り200km移動しなければならないのである。
ということで先ずはオフリド湖の畔にあるオフリドを目指す。

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朝食はホテルでビュッフェスタイル

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短い時間だったコンチネンタルホテルをあとにする

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2つのミナレットがあるモスクは格が1段高い

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西の山々は雪を抱いていた

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高速道路の料金所を通過

山の峠で休憩。コソヴォではユーロを使っていたがマケドニアではディナールという単位になる。公式レートは€1=61DENなのだが、峠のコーヒーショップで40DENのエスプレッソを飲んで€1払ったら10DENのおつりが来た。エスプレッソ1杯100円はこの国にとってはやや高め。マケドニアでは食事の時の飲み物代はユーロで精算できたので、1日だけの滞在でデナールを手にしたのはこの時だけだった。(各国の通貨についてはいずれ別途紹介)
そしてここから峠を降りて行きオフリドの街に着いて観光となった。

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峠にあるレストランでコーヒータイム

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峠から下ってくると民家が増えてくる

オフリドでは先ずレストランに行き、若い男女が民族楽器に合わせて踊るフォロクローレを見ながら、鱒料理を味わった。
昼食の後は世界遺産の街オフリドの教会や城塞などの観光で、市内から高台の要塞に登り、オフリド湖に降りてボートに乗るなど楽しんだ。

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オフリドの街の広場

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オフリド湖畔に出る

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聖ソフィア教会前のレストランで昼食タイム

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若い男女による民族舞踊を楽しんだ

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メインは鱒のオリーブオイル焼き

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レストランを出た所にある聖ソフィア大聖堂 オスマントルコの時代にはモスクになった

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ローマ時代の円形劇場は今後発掘が進む

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聖クレメント教会 内部には13世紀のフレスコ画があるが撮影禁止

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利口な犬で、聖ソフィア大聖堂から円形劇場を通り聖クリメント教会まで僕たちを案内してきた

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聖クリメント教会の正面の高台には城塞がある

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城塞から見下ろすオフリドの街

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城塞の上に翻るマケドニアの国旗

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城塞からオフリド湖の方に降りて行くと聖ヨハネ・カネヨ教会に出る

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ヨハネ・カネヨ教会の正面

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ヨハネ・カネヨ教会から街中心部に戻るのにオプションでボートに乗った人もいた

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オフリドの街中心部の港

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湖畔には聖クレメントの像が立つ

オフリドを出てアルバニアとの国境に向かい、国境手前のスタンド併設のコンビニのトイレを使用。16時に国境に着いた。

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スタンド横のコンビニのトイレを借りた

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マケドニアでの旅程のまとめ

=つづく=