アイスランド・6日目~最終日 (2013.11.8-9)

前夜「もう起こさなくても良いから」と言って部屋に戻ったのは23時を過ぎていて、日付の変る頃にはもう眠りに着いていた。この日のモーニングコールは3:30。荷物をまとめバッゲージを部屋の前に置き、4時ちょっと過ぎに朝食を食べにレストランへ向った。
レストランに入ると添乗員から「昨夜のオーロラはすごかったですね」と言ういきなりの挨拶。何でも23時半頃からオーロラが輝きを増し活発に動いたのだとのこと。テーブルにつき富士宮から来ているSさんに話を聞くと23時半頃からオーロラが活発になり、ブレークアップの瞬間も写真に捉えることが出来たのだとか。何と言うショック。部屋に戻っていくらもたっていない頃の話ではないか。前夜言った「もう起こさなくても良いから」と言う言葉を取り消したい気分。いつもそうなんです。もう少し辛抱していればすばらしい瞬間に立ち会えたのに、人生で何度もそんなチャンスを逃していたのではないかと。。。
5時にホテルを出て空港に向う途中も前夜のオーロラの話題でいっぱい。オーロラハンティングツアーに出掛けた人は、一人でホテルに帰ることなんか考えられないので、当然すごかったオーロラの一部始終を見てたわけですし、その時間にオーロララウンジにいた人も見ていたわけです。ただ空全面にオーロラが広がった時にはホテルの庇が邪魔して写真に納まりきれなかったようですが。
そんな話を聞いていたら、今シーズン中にまた別のツアーに参加したいなという欲望も出始めました。

帰りは来た時の反対にコペンハーゲン経由で成田まで行く。3月のオーロラツアーの帰りに飛行機から見たオーロラの印象が強かったので、ツアーの人たちに日本行きの便は左側窓のA席かB席に座ったら良いですよと吹聴しまくっていたのだが、僕は中央の席になってしまった、
それでコペンハーゲンで席の変更を申し出たところ、席の変更のためのカウンターに多くの人が同時に行ってしまい混乱。先に並んでいた僕には出発ゲートでもう一度確認するよう言われた。

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ケフラヴィークの国際線ターミナルからコペンハーゲンに向け出国


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コペンハーゲンに到着 5日前にここのB7ゲートからアイスランドに向った

コペンハーゲンでは約4時間待ちで、ここで昼食を食べることに。僕はパスタとコーラを注文してクレジットカードで支払いしたのだが、すぐに日本円での請求額が印刷されて出て来た。そのレシートを見て¥3000を超えているのを見てビックリ。3月にオーロラを見に来たときにも北欧の物価の高さには驚かされたが、再度認識させられた。

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コペンハーゲンの空港で食べたサーモンとほうれん草のスパゲッティー 物価が高い!

食事後に出発ゲートに行ってみたら、私は高所恐怖症だから窓側の席には座れないという人がいて、そこでようやく念願のA列席のボーディンクパスをゲットできた。

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成田行きの機内で出た夕食 食事の選択は出来なかった

そして今回もフィンランドを過ぎロシア上空に差し掛かった頃に窓の外にオーロラは出現した。あいにく窓は2重のガラスで、しかもよく磨いてない。ということでクリアではないがオーロラの写真を撮れた。そこで安心し一眠りかふた眠りかし、今度はシベリア上空で朝焼けの写真も撮れた。

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ロシア上空に入りオーロラが出現

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シベリア上空で徐々に夜が明けてきた

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日本海に出る頃に朝食の時間となった

機は日本海を抜け新潟の少し北側を通って、裏磐梯桧原湖五色沼の上を通過。そこから雲の上を飛んで定刻よりも1時間も早く9:45に成田に到着した。

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新潟県北部から桧原湖上空を通過左手に雪をかぶって見えていたのは蔵王あたりかと。。。


最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた、次の旅行記をお待ちください。