南米旅行記・12~14日目リマ~LA~成田帰国 (2013.4.17-19)

ついに最終日。13日目未明の飛行機に乗るためホテルは18時半のレイトチェックアウト。従って12日目の朝のモーニングコールは9時。でもレストランは朝早くからやっているので7時半ごろに朝食を食べに行った。前日下痢気味だったお腹も、Uさんにもらった薬のおかげで何とか持ち直してきている。とはいえここはさらにS田さんのご厚意に甘え、水なしで飲める下痢止めの薬も頂く。お腹の調子を考え朝食は普段よりも控えめに、ヨーグルトや果物を中心にいただいた。

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リマ・シェラトンホテル…再掲

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遅めの朝食 腹の状態を勘案して控えめに

この日はリマの市内観光。主だった旧市街地は6日目に観光しているのだが、今日はミラーフローレンス地区などの高級住宅地を中心に回る。
先ず行ったのは天野博物館。コロンブス先史時代、ペルーにはインカ帝国の前にも幾つかの開けていた文明があった。その一つで優れた陶器や織物を持つチャンカイ文化を発掘研究していた天野博士のコレクションが飾られている。日本では全く馴染みのない方だが、ペルーでは大変有名な方だということだ。日本がまだ縄文土器を作っていた時代に、とても優れた陶器や織物を作っていたチャンカイ文化。コロンブスが新大陸を発見したというのが西洋史であるが、南米ではそれ以前に争いのない優れた文明が存在していたことを証明する展示物が多く飾られていて興味深かった。

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チャンカイ文化の出土品を多数展示する天野博物館

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チャンカイ文化の研究に貢献した天野博士

次に行ったのがミラーフローレンス地区の高級マンション群。ここは車窓から眺めただけだが、この国の貧富の差の大きさもうかがえる。午後から行ったラルコ・マルショッピングセンターも含めて、太平洋を見下ろす高台に一瞬ヨーロッパにいるのではないかという雰囲気のある地区であった。

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太平洋を望む高台の高級住宅地ミラーフローレンス地区にある「愛の公園」

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大胆に愛を語る恋人像が置かれている

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こちらは恋人のベンチ

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眼下には太平洋が広がる

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ちょっと高級な土産店で最後の買い物

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昼食はレストラン・セビッチェのテラス席でシーフードをいただく

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昼食後はラルコ・マル ショッピングセンターへ行った

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南米にありながらヨーロッパの雰囲気が味わえる一角であった

観光を終え16時前にホテルに戻り、18時半のチェックアウトまで部屋でのんびりできた。チェックアウト後、まず夕食。炭火焼チキン1/4は脂の周り具合がほど良く、ケンタッキーとはまた違った美味しさ。お腹の調子も問題なさそうで、一時的な変調は高地にいたストレスだったかもしれない。

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ホテル地下に繋がるグルメ街で「炭火焼チキン」で夕食

夕食後リマからロサンゼルス経由で成田まで、乗り換えの待ち合わせ時間も含めて丸1日。前々日にボストンマラソンで起きたテロ事件の影響でセキュリティチェックが厳しくなるかとも思われたが、通常と同じく指紋と顔写真撮影などが行なわれ、難なく帰国できた。むしろ帰国後の通関チェックでたまたま審査官の機嫌が悪かったのかバッゲージを開けての検査となったが、たいした土産も買ってなかったので何の問題もなかった。

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リマ空港でチェックイン

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リマ-ロサンゼルス間での機内食は2回 夜食はパスして飲み物だけ

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ロサンゼルス到着後アメリカン航空専用のターミナルに移動

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成田行きの飛行機に再チェックイン

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成田行きのアメリカン航空の機材

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ロサンゼルス-成田間も機内食が2回出た

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2週間の旅程を終わり成田空港に到着