[21日目] 16:松井田~15:安中~14:板鼻~13:高崎 (2012.10.8)⑤

高崎市に入ると左手に八幡町の地名のもとになっている八幡神社の赤い大鳥居が見える。その先に国道18号を渡る歩道橋が架かっている。ガイドマップによるとこの先右側に藤塚の一里塚があるということなので、歩道橋の上に上がってみた。一里塚があるらしい高い木は2つくらい先の信号の所にあり、歩道橋を渡らなくても少林山入口の信号の所の横断歩道を渡れば良かったようで、そこを通った時にクランクの矢印が彫られた中山道の道標が立っていた。
藤塚の一里塚は江戸から28番目の一里塚で、家に帰ってからガイドブックを見たら一対で残っているとあったが、手持ちのマップには高崎に向かって右側のものしか書かれていなかったのでもう一方を見逃してしまったことになる。
一里塚を過ぎた上豊岡町交差点の信号を渡って東方向を向くと、熊谷・本庄・高崎方面に向かう国道18号線と元の国道と思われる県道27号線と、さらに中山道であったと思われる旧道の3方向に道が分かれている。標識はないがガイドマップから一番左の道が旧街道だとあたりを付けて歩いて行く。

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高崎市に入ってすぐの八幡大門交差点の左手に八幡神社の赤い鳥居が見える

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陸橋の上から安中宿方面を振り返る

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高崎方面 一里塚は次の信号を渡っても良かった

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右側の歩道を歩く 高崎宿まで3.6kmの道標が立つ

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左側に石仏や祠が並んでいた

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藤塚の一里塚 江戸まであと28里(14:50)

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一里塚碑                                一里塚の説明碑

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上豊岡町交差点の信号を渡って旧街道を進んで行く

少し行くと祠や石仏群があり、中山道であることを確信した。さらに進んで行くと上豊岡の茶屋本陣の門が開いていて、無料休憩所となっていたのでトイレ休憩を兼ねて立ち寄った。昼食以降2時間以上ぶっ続けで歩いて来たことになる。

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金ヶ崎不動尊の祠                    祠の敷地内にある道祖神庚申塔

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上豊岡バス停横の地蔵や二十三夜などの石仏群

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上豊岡の茶屋本陣の説明板

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茶屋本陣に立ち寄りトイレ休憩を兼ねて内部を見学

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上豊岡の茶屋本陣内部 奥が上段の間、手前が次の間

上豊岡の茶屋本陣を出てすぐの左手の道路際に白塗りのダルマを干してある店の前を通った。まつもと商店と書かれた店の中を覗くとダルマの顔を描いている人がいたので、声をかけ写真を撮らせてもらう。そういえば先ほど「少林山達磨寺⇒」という標識を見かけたな、と思い出した。昔から高崎といえばダルマ市やダルマ弁当などが記憶の中にあり、こんな所で作っているのかと改めて感動した。ちなみにご主人の話では、高崎だるまの顔には鶴と亀が描かれているのだという。

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茶屋本陣を出てすぐ左手にあるまつもと商店前の真っ白なダルマに惹かれ店の中へ

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中ではご主人がダルマの眉と髭を描いていた

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高崎だるまの眉には鶴、髭には亀が隠れている

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道の角にある庚申塔 ディバッグを背負った自転車の人とすれ違った

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神明社の鳥居

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こちらは若宮八幡(15:25)

~ つづく ~