13日目(7月30日) イスタンブール~エジプト・カイロへ

世界一短い地下鉄でカラキョイ駅に着いて、駅から出るとそこは金角湾に架かるガラタ橋のたもとだった。ガラタ橋はイスタンブールの旧市街と新市街を繋いでいて、長さは400mほど。釣り人が橋の上から糸を垂らしていたり、そのすぐ隣で水面に向かってダイブする人がいたりで賑わっていた。橋の中央部の20%ほどは下を舟が通れる高さになっているが、両岸からそれぞれ40%くらいの部分は2層になっていて、道路の下にはレストランが並んでいるとのことだった。

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地下鉄のカラキョイ駅を出ると金角湾に架かるガラタ橋のたもとだった

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ガラタ橋から金角湾にダイブする人たちがいた

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ガラタ橋を新市街から旧市街へと歩いて渡る…再掲

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橋の上から振り返ると先ほど上ったガラタ塔が見えた

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渡った先は旧市街 右手の丘の上にはスュレイマニエモスクがある

ガラタ橋を渡り終え、トルコで予定されていた観光ポイントはすべて回り終わった。この後レストランで昼食。最初の頃にも書いたのだが今回のツアーの人気が高く、僕の参加した日程では赤タグ班と緑タグ班の2台のバスに別れてトルコを回ってきた。しかしどこに行っても総じて緑タグ班の方が動きが早いというか、図々しく割り込んでくるというか。。。 この日のレストランでもバスは赤の方が到着しレストランに入って奥から順番に詰めていたにもかかわらず、緑の人が並んでいる人の間に次々と入り込み、最終的に僕の座る席がなくなり泣く泣く緑タグ班のテーブルの中でひとりポツンと座らされる羽目になってしまった。

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最後のポイントでの観光が終わりバスへと乗り込む

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バスの車窓 金角湾の対岸の丘の上にガラタ塔が見える

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昼食のレストランLurHame           緑タグ班のテーブルに一人座らされた

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トルコで最後の昼食はサバの塩焼きだった(オリーブ焼きだったかな?)

昼食を終え、いよいよイスタンブールのアタテュルク空港へ。到着し空港内に入る時にいったん全ての荷物検査があり、次いで免税品の申告の部屋へ。絨毯店やトルコ石の店では免税後の価格を支払って買い物をしたので、ここでは買った品物を見せるだけだった。品物を見せた後それをバッゲージの中に詰め替えて手荷物を少なくしてからエジプト航空のチェックインカウンターへと進んだ。まだ窓口が開くのにだいぶ時間があったので、バス2台分のバッゲージをカウンター前の順番待ちレーンに並べて自由行動へ。1時間後位にチェックインが始まりようやくバッゲージを預けて出国審査へと進んだ。ここでガイドのハンデさんとお別れ、2日目の夕方この空港でお会いしてから12日間楽しくガイドしていただき、大変お世話になりました。
エジプト航空は昨年の政変の影響もあってか飛行機に乗る直前にも手荷物検査があって、空港内でミネラルウォーターを買うことすらできなかった。

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旧市街からバスで城壁を抜けて西の方にある空港を目指す

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エジプト航空のチェックインが始まるのを待つ…再掲

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チェックイン開始                  ガイドのハンデさんとはここてお別れ

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18:35のエジプト行きの機体                  機内食がこの日の夕食

カイロの空港に到着後日本から来た時同様に、添乗員のヒトミちゃんが日本出国時に預けた15USドルで入国ビザ(収入印紙)を買って来てくれ、それをパスポートに貼り付けて入国審査へと向かう。マーフィーの法則とでもいうものなのか、いつの時でも僕の並ぶ列の進みは遅いし、バッゲージがターンテーブルに出て来るのかも遅い。この時も5~6列ある中で僕の並んだ列の進みが遅く、僕の後ろに並んでいて進みの遅いのに気付いて隣の列に移った人が先に入国審査を終えてバッゲージクレームへと進んで行き、結局最後になってしまった。列に並んでいる間小さな姉妹が僕の周りをウロチョロしていたが、やがて母親の陰に隠れてはまた顔を出してくるようになった。微笑んだり、手を振ったりしてやって遊んであげた。あとで母親に聞いたら父親がエジプトで働いていてウズベキスタンから来たのだと言っていた。そんなこんなで入国審査のあとバッゲージのコンベアーでも荷物の出て来る順番が後ろの方だった。
この日は空港を出た後、2日目の朝食を食べたギザ地区のカタラクトリゾートへ直行。部屋は宿泊棟の3階だったのでバッゲージをポーターが運んでくれ、荷物到着後シャワーを浴びて寝た時には既に午前0時を回ってしまっていた。

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パスポートのエジプトビザと出入国スタンプ 左頁が7月18日分、右頁が30日分

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入国審査を待つ間に仲良くなったウズベキスタンの母娘   カイロ空港を出たのは21時過ぎ

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カタラクトリゾートの客室棟(翌朝撮影)                ツインの客室内部

~つづく~