速報3・トルコ・トロイの木馬(7月21日)

今日はチャナッカレのホテルを出た後、トロイ遺跡を見学した。トロイは紀元前3000年から同じく400年位まで栄えていた、アドリア海に面した港町であった。しかしその地形と城壁の鉄壁さでギリシャからの進入を何度もしのいできた。6市時代に10年も続いた戦争に終止符を打ったのは、ギリシャから贈られた木馬に隠れて城壁内に入った兵士が、夜半にトロイの街に火を付け壊滅させた。
トロイ遺跡は人々から忘れ去られていたが、1875年シェリーマンの発掘により再び日の目に当たることが出来た。

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トロイ遺跡は9層に積み重なっていた都市で、1層目は地震により崩壊した

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トロイの木馬は6市時代にギリシャからの贈り物だったが???

次に行ったのはベルガモンのアスクレピオン遺跡。遺跡は総合医療施設であった。ベルガモンといえばベルリンにはベルガモン博物館があり2~3回行ってみたことがあるが、この地から運んでいった青いタイルで出来た城壁は立派だったと記憶に残っている。

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ベルガモンのアスクレピオン遺跡は総合医療施設であった

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アスクレピオン遺跡の円形劇場からははるかかなたまで見通せる

今日の宿泊はクシャダスのリゾートホテルなのだが、ホテルに入る前に明日の予定だったギュウェルジン島を観光した。ギュウェルジン島は要塞島なのだが島に渡る道の感じが江ノ島と似ていると感じたのは僕だけではなかったようだ。島からはリゾート地であるクシャダスの別荘群が見渡せる。

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ギュウェルジン島からはクシャダスの別荘群が見渡せる