[20日目] 18:軽井沢~17:坂本~16:松井田 (2012.6.30)②
山道を歩くこと1時間、ようやく舗装された道路に突き当たった。そこを右手に上がった所が見晴台。さまざまな石碑や案内板が立っている所を抜けるとかなり広く平らに整地された所に出る。中央に石が並べてありそれが長野県と群馬県の県境を表している。群馬県側は先が切れていて妙義山などの山々が見渡せたが、残念ながら霞んで関東平野までは見通せなかった。
先方に舗装された道が見えた(10:15)
見晴台案内看板
見晴台入口の門 軽井沢宿からの旧街道はこの中に出た
門の横にある町内観光案内図 青い点線のハイキングコースが旧街道
見晴台からの坂道を舗装された道路に戻ると群馬方向へはまた若干の上りになる。そこに3~4軒の茶店がある。力餅の文字に誘われて一番手前の碓氷山荘に入った。おやつ代わりに力餅5種セットを注文した。甘味(こし餡)、辛味(大根おろし)、きな粉味、ゴマ味、クルミ味、それぞれ2個ずつ大皿に盛られていて500円。おやつにしては少し多過ぎたかなと思ったが、この先坂本宿まで食事処はないのだからと、食い過ぎへの言い訳とした。でもこれが大正解で、結局この日の昼食になってしまった。
ちからもちの看板に誘われて碓氷山荘にて休憩
おやつ代わりに力餅5種セットを注文(10:45)
茶屋が集まっている所に熊野神社がある。また軽井沢からここまでは乗り合いバスが走っていて誰でも来ることができる。
ここは長野と群馬の県境であると共に、中央分水嶺(水の分去れ)といって、ここで降った雨は長野県側に落ちれば湯川から千曲川を経て信濃川となって日本海へと流れて行き、群馬県側に落ちれば碓氷川から烏川を経て利根川となって太平洋へと流れて行く。空から落ちて来る時の紙の表裏ほどのわずかな違いやその時に吹いていた風向きなどでその行先が大きくずれてしまう、人生の運、不運にも共通する不思議さを感じた。またその境目が駐車場内の黄色く塗られた石というのが何故かおかしかった。
ここは長野と群馬の県境であると共に、中央分水嶺(水の分去れ)といって、ここで降った雨は長野県側に落ちれば湯川から千曲川を経て信濃川となって日本海へと流れて行き、群馬県側に落ちれば碓氷川から烏川を経て利根川となって太平洋へと流れて行く。空から落ちて来る時の紙の表裏ほどのわずかな違いやその時に吹いていた風向きなどでその行先が大きくずれてしまう、人生の運、不運にも共通する不思議さを感じた。またその境目が駐車場内の黄色く塗られた石というのが何故かおかしかった。
軽井沢から見晴台まで乗合バスがやって来る
赤門屋敷跡の赤門稲荷社
~ つづく ~
しばらく旅行に出るため、このシリーズのアップを休止します。すみません <m(__)m>