[20日目] 18:軽井沢~17:坂本~16:松井田 (2012.6.30)①

一夜明け右足裏親指付け根のマメはつぶれたようだ。左足踵側面の水ぶくれは変化がない。
軽井沢のペンションの朝は今まで泊ったビジネスホテルや旅館に比べて遅めである。朝食は8時からということで食卓には野菜サラダ、チーズやサラミハムをのせたマフィンとゆで卵。いずれも庭先で摘み取ったハーブの類が添えられている。郷に入っては何とやら、ゆったりした気分でたっぷりのコーヒーとともにおいしく頂いた。
8時半過ぎにペンションを出たのだが、軽井沢ではまだそれでも早い時間なのか人通りが少ない。旧軽井沢ロータリーに近付いたら30人くらいの観光客の一団が現れたのだが、甲高い鳥のさえずりにも似た中国語が飛び交っていた。静かな別荘地には少し合わないが、そういう時代なのだと我慢して通り過ぎた。

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ペンションの少し遅め朝食      マフィンにチーズ、サラミに加え庭で採れたハーブなど

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オテル・ドゥ・軽井沢ヴェルトを出発(8:40)

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旧軽井沢のロータリーは軽井沢宿の京側枡形の名残

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ロータリーから旧街道の碓氷峠に向けて再スタート(8:55)

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最初は旧軽井沢のメインストリートを抜けて行く

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神宮寺

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碓井宿の外れに昔からある御宿つるや旅館

ロータリーから旧軽井沢のメインストリートを抜け、つるや旅館を過ぎるとがらりと景色が変わり、人通りの少ない緑の林の中の道となる。その昔一夜の逢瀬を楽しんだ翌朝旅人を宿の女が送って行き、宿場外れで二手に分かれたという二手橋を渡ると峠への登りが始まって行く。峠までは4km弱、1時間足らずの道のりである。

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つるや旅館を過ぎると緑が多くなる

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芭蕉句碑「馬をさへ ながむる雪の あした哉」は天保10年(1843年)の建立

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朝旅人を送ってきた宿場の女たちとここで二手に別れたことが由来という二手橋

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ここから峠までは3.3km

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自動車道と別れて別荘地を抜けて山道を峠に向かう 峠まで2.9km(9:15)

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野生動物(クマ)生息地 熊は音に敏感で臆病です という看板の所から鈴を鳴らしながら行く

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別荘地らしい立派な別荘が次々と点在している

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つり橋を渡った

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小川に架かる板きれの橋も渡った

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緑一色の林の中を抜けて行く

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自動車道をまたぐ歩道橋を渡る(9:50)

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なおも林の中の道を進むが、心持ち上の方に空が開けて来たようだ

~ つづく ~