[19日目] 22:岩村田~21:小田井~20:追分~19:沓掛~18:軽井沢 (2012.6.29)⑤

[19日目] 22:岩村田~21:小田井~20:追分~19:沓掛~18:軽井沢 (2012.6.29)⑤

沓掛宿、すなわち今の中軽井沢駅辺りに旧街道の史跡はほとんど残っていない。現在はそのほとんどが国道18号線になっている。とはいっても長距離便は碓氷バイパス上信越道路の方を通るため、国道18号線の方の交通量はそう多くはない。

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国道18号線が湯川に架かる橋の手前、中軽井沢の東端にある中山道沓掛宿の道標

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湯川に沿ってしなの鉄道のガードをくぐる

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旧街道は湯川の東側を通っていたが、今は私有地のため通行できない

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しなの鉄道のガードを過ぎた辺り、対岸の私有地にかつて旧街道が通っていた

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国道18号線に再合流した所にある市村記念館

国道18号線の離山交差点から左手に入って行くと林の中の緑のトンネルを通って行く。さすがに避暑地だけあって涼しい。朝の天気予報などを見ていると、同じ長野県にあっても長野や小諸、松本などと比べて温度が7~8度低い。
軽井沢は新幹線や高速道路ができて都心との距離がぐっと近くなったことで、機構を除けばほとんど都内にいるのと変わらない賑わいを見せていた。今まで歩いて来た東海道中山道の宿場町の雰囲気は全く感じられない。宿泊施設も高級な旅館やホテルが多く、その中にあって比較的リーズナブルに泊まれるのがペンションなのだが、リゾートの目的が全くかけ離れていて僕の方が異端児に感じられた。

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国道18号線の離山交差点から左に折れると、旧街道は旧軽井沢ロータリーまでほぼ一直線(14:20)

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庚申塔などの石仏群

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軽井沢到着がチェックイン時間より早くなるのでコーヒーショップに入って休憩

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店内から外の緑を眺める          ティラミス+アイスコーヒーのセットを注文した

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林の中を流れる水がさらなる涼気を運んでくる

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林の中の道を避暑客が自転車で通る

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旧軽井沢のロータリーは、軽井沢宿の京側枡形の名残(15:25)

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旧軽井沢のロータリーは軽井沢の中心地 食べ物処やブティックが連なる

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旧軽井沢のメインストリートです

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中山道の数ある宿場町の中でも軽井沢は別格、旧街道からは遠くかけ離れたイメージ

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旧軽井沢から軽井沢駅に向かうストリート 東雲の交差点付近

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この日の宿泊はペンション オテル・ドゥ・軽井沢ヴェルト(15:50)

到着してから先ず一番最初に汗を流したいと言ったら、総檜のお風呂にお湯を張るのに4~50分かかるとのことで、その間部屋で歩き疲れてぐったりとしていた。風呂でさっぱりはしたものの足裏にできたマメなどの影響があり、夕食は道々見かけた洒落たレストランまで足を延ばす気にもなれず、近場のレストランのスパゲッティで済ませた。

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夕食は足取りが重く、ペンション近くのイタリアンレストランできのこスパゲッティ

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足にできたマメ、水ぶくれ

岩村田宿から軽井沢宿までの距離18.4km。この日の歩行数36696歩。推定歩行距離27.5km。

~ つづく ~