[18日目] 28:和田~27:長久保~26:芦田~25:望月~24:八幡~23:塩名田~22:岩村田 (2012.6.28)⑥

芦田宿に入りお昼を回った。宿場町の中に食事処がないかと期待していたが何も見つからない。途中右手奥に立科町の町役場の建物も見えるが、その周辺にも食事の出来そうな所はなかった。宿場外れの国道142号線と交わる中居交差点の角にこじんまりとした公園があったので腰をおろして一休み。朝、長久保宿に入る前にコンビニで買っておいたパンを取り出してかじっていると地元の人らしき2人連れが通りかかったので、この付近に食事ができる所はないかと訊ねてみたのだが、期待していた答えは返ってこなかった。
10分ほど休み歩きだしたら、いくらも歩かないうちに左に緩やかにカーブしている先にドライブインの文字が見えた。こんな車の通りの少ない所にドライブインなんかあってもどうせ寂れているだろうとタカをくくって近付くと、何台か車が止まっているし、天麩羅そばと書かれた比較的新しい幟も立っていて営業しているのは明らか。店内に入ると先客は二人ほどいた。ここでは店先の幟にあった天ぷらそばを注文した。

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芦田宿脇本陣跡 山浦家

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芦田宿本陣 土屋家住宅

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門の中にある土屋家住宅の説明板 現存の本陣御殿は1800年に再建されたものとある

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脇本陣山浦家

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芦田宿の説明板 他の宿場同様に皇女和宮の降嫁時の行列が最大のトピックス

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旧街道から引っ込んだところに立科町役場があるが、食事処はなさそうであった(12:05)

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蛇石様の由緒書き                         旧街道の傍らの道祖神

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芦田宿の東はずれの中居交差点(12:15)

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中居交差点を渡った所にある公園脇で小休止

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公園から200mほどの所に笠取というレストランがあった(12:30)    天ぷらそばを注文

昼食は天ぷらそばと食後のコーヒーで済ませ、また歩き始めるといくらも行かないうちに茂田井間の宿の散策マップと説明板が出て来た。芦田宿と望月宿の間はわずか4.8kmしかないのに、その中間の茂田井という所に間の宿があった。宿場間が20kmもある所ならば間の宿があっても不思議はないのだが、これほど短い区間にあるというのは少し驚きである。間の宿は急な雨や体調不良などで宿泊することはできても、通常は休憩くらいにしか使えないきまりになっている。

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左手に浅間山を見ながら進む、山頂には雲がかかっているが雨の心配はなさそうである

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芦田宿を出てまだいくらも来ていないのに、茂田井間の宿の散策マップが出て来た

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その隣に並んである茂田井間の宿の説明板

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茂田井間の宿の道標            一里塚と書かれた燈籠はあるが、説明書きはない

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歌碑に柿本人麿とあるが、茂田井宿の案内パンフレットには出てこない

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茂田井間の宿に向かって急な坂が下りて行く             石割坂の由来(13:10)

~ つづく ~