[16日目] 30:塩尻~29:下諏訪 (2011.10.28)⑤

塩尻峠からかなりの急坂を下って行く。この角度の坂を上るのはいやだなと思っていたら、同年代の人がちょうど逆方向に上って来た。挨拶を交わし通り過ぎようとしたら、この上り坂はあとどのくらい続くか訊かれた。あと5分位でしょうかと答えたらホッとされた様子が伝わって来た。ジグザグに上って行く坂が多い中で、ここの坂は緩やかなカーブではあるものの一気に上っているのでかなりきついのだろうなと感じた。
さらに進んで大石を過ぎた辺りで今度は女性の2人連れとすれ違った。年恰好からして母娘と思われる。若い方の人からカウベルの音が聞こえるので、「熊除けですか?僕も熊除け鈴を持っているのですが、和田峠の方は熊がいましたか?」と訊ね、しばし情報交換になった。この日は下諏訪宿から歩いて来られたそうで、和田峠を越えたのは去年の12月。雪もあったけど、少し離れた所に熊も見かけたとのこと。次回の参考にしなければ。。。

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坂道を下って行く                      紅く色付き始めた葉が綺麗

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下り坂の右側に大きな石がポツンと置かれている

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さらに下って行くと下方に国道20号線が見えて来た

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さらに下ると。。。                       左手に石船観音がある

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参道の脇を清流が流れる

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境内も紅葉が始まった感じ

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清流が飲めるように柄杓が置いてあった

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紅葉をアップでカメラに収める

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石船観音の階段

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石船観音前から岡谷市街地が見える

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御嶽信仰の石碑が並ぶ        この道標の所までは中山道を歩いて来たのだが。。。

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道なりに歩いて行きバイパスのトンネルをくぐってしまった(12:25)

石船観音から岡谷市に向かって降りて来ると国道20号線にぶつかる。僕の持っているガイドブックの地図では、国道の少し北側を進んで今井という所を過ぎてしばらく行くと一里塚があるとなっていた。なのでトンネルをくぐって行く時に少しおかしいと思いながらも、トンネルを抜けて少し行ったところの信号表記に今井が入っていたし、それでももう少し北側に行けば旧街道に出るだろうと思いながら川を渡った。何か雰囲気が違うと思い通りかかった人に訊ねると、旧街道は4~500m諏訪湖寄りを通っているとのことだった。
そのまま南下し出早口という交差点で国道20号線に出た。それでも一里塚だけは押さえておきたかったので、塩尻方向に500mほど戻ってみたが見つけられず、仕方なく引き返していると左手の駐車場の隅に一里塚が確認できた。
帰宅後インターネットなどで確認すると下諏訪-岡谷バイパスの全面開通は2004年となっていたので、ガイドブックの取材時とのずれがあるらしい。それにしても信濃路に入ってからの迷い道が3回目というのは多過ぎる!!!

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ガイドブックにはバイパスが書かれていなかった

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バイパス=国道20号線と思い込みバイパスの北側を進んでしまった

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一里塚を探して岡谷自動車学校まで行き         引き返す途中で一里塚を見つける

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東堀一里塚 江戸より五十六里(13:15)

~ つづく ~