[15日目] 33:贄川~32:本山~31:洗馬~30:塩尻 (2011.10.27)③
山と山に挟まれた谷合を縫うように続く木曽路を過ぎ、信濃に入ると両側の山の間隔が心なしか開き、日当たりも良くなり明るい気分になって来る。日出塩駅から本山宿までは1.5km。宿場内の道は少し前までは国道19号だったと思われ、広い。今ではバイパスが街の外側を迂回しているため宿場内の人影はほとんどなく静かなたたずまいが多く残る。しかし中山道から国道への拡幅工事で宿場内の史跡の多くが失われているようだ。
一里塚跡の碑 江戸より六十一里 京へ七十一里 両側に榎を植えた(10:20)
JRの踏切を渡り国道19号線の歩道に出る しかし、すぐに左に逸れて本山宿に入って行く
本山神社下の燈籠と祠
本山宿のメイン通り、袖卯逹と呼ばれる防火用の仕切が特徴的な商家
国道に降りて道を渡った所に石碑がある
国道19号線が街の外側を迂回するようになったため昼間も閑散としている旧街道
江戸側の宿場外れにある庚申塚、石仏群
本山宿はあっという間に通り過ぎ、さらに本山宿から洗馬宿までの距離もわずか3.5kmで、これまたあっという間であった。
宿場を過ぎるとすぐに国道19号線に合流する
牧野一里塚(11:25)
JRのガードをくぐり 洗馬宿へと入って行く
洗馬宿高札場跡 洗馬を詠んだ句碑
~ つづく ~