[13日目] 38:上松~37:福島~36:宮ノ越~35:薮原 (2011.8.23)⑤

福島宿は上の段と言われる河岸段丘の上の部分にある。木曽川は山に挟まれ、山の斜面に降った雨が集まって来るからたびたび洪水を起こしていたと思われる。福島宿は高台に宿場を築くことでそういった被害を最小限にとどめていた。
福島関の関守と木曽の山林を管轄する山村代官の権力は絶大で、庭園のある屋敷をいくつも持っていた。

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上の段坂の途中に高札場跡がある

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高札場の説明                高札場、実際の2/3の大きさになっている

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左手は地酒「七笑」の蔵元、その前は藪裏清水という千村家の邸宅跡

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喜又橋を渡って藪裏清水に入る

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11代当主・千村喜又と喜又橋の由来                藪裏清水・美濃屋蔵

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藪裏清水の由来                   御嶽登山道・木曽川に架かる行人橋

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木曽川親水公園、行人橋の由来など        関所に向かう途中旅館・鍵の前を通った

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大通りに面した木曽のさけ「七笑」醸造元のお店

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木曽川を渡った所の福島小学校横にある山村代官下屋敷

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山村代官下屋敷の説明

木曽川の反対岸にある山村代官から福島の通りに戻って、いったんは関所方面に向かったものの昼時が近いこともあり、街の中心部に近い所で昼食を摂ることにした。

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昼食に立ち寄った木曽名物とうふ料理「和幸家」      揚げ出し定食を注文した(11:55)

昼食後再び関所跡に向かう。雨は降ったりやんだりで、折りたたみ傘を畳んだりまた開いたりとせわしない。カメラも濡れてはいけないとレジ袋に入れたり出したり、これまたせわしない。

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島崎藤村の小説「家」のモデル・高瀬家の資料館前を通って関所跡への道を上る

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池井坂を上ると「福島関所跡」

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振り返ると福島宿と木曽川の流れが見える 脇には馬頭観音などの祠が建つ

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福島関所の京側の門

~ つづく ~