[11日目] 43:馬籠~42:妻籠~41:三留野 (2011.8.21)③
水車塚から梨子の木坂を上って行って4~5軒の集落を過ぎると、山道から車道に出る。そこが岐阜県と長野県の新しい県境である。県境を過ぎた所の右側に、気を付けていなければ見落としてしまいそうな正岡子規の書による馬籠峠の句碑が建っている。そこを過ぎた所の真正面が馬籠峠の頂上で、標高801mと記されている。
そこから15分ほど下ると一石栃の無料休憩所がある。管理人は毎日妻籠から軽トラックで上がって来るということで、僕たちがこの朝一番の客ということでお茶を入れてくれ、小梅の焼酎漬けだの胡瓜のぬか漬けだのを出してくれた。そこに少し遅れて朝方前を歩いていた外国人の二人連れが入ってきて、話を聞くと英国人の親子連れで、前日馬籠に泊まり今日は妻籠まで歩いた後馬籠までバスで戻って、その後東京に行くということだった。
管理人との話の中で、去年あたりからこの辺りで熊が多く見かけられ、3月の地震が起きてみると熊をはじめとする野生動物には予知能力みたいなものがあって、事前に予知して移動して来ていたのではないかということであった。この話を英国人の息子に通訳していたのだが、予知という簡単な単語が思い出せなくてうまく伝えることが出来なくて、ただ単純に去年からこの辺には熊が多くいるという話と、3月に北の方で大きな地震があったという二題話にしか伝わらなかった。
そこから15分ほど下ると一石栃の無料休憩所がある。管理人は毎日妻籠から軽トラックで上がって来るということで、僕たちがこの朝一番の客ということでお茶を入れてくれ、小梅の焼酎漬けだの胡瓜のぬか漬けだのを出してくれた。そこに少し遅れて朝方前を歩いていた外国人の二人連れが入ってきて、話を聞くと英国人の親子連れで、前日馬籠に泊まり今日は妻籠まで歩いた後馬籠までバスで戻って、その後東京に行くということだった。
管理人との話の中で、去年あたりからこの辺りで熊が多く見かけられ、3月の地震が起きてみると熊をはじめとする野生動物には予知能力みたいなものがあって、事前に予知して移動して来ていたのではないかということであった。この話を英国人の息子に通訳していたのだが、予知という簡単な単語が思い出せなくてうまく伝えることが出来なくて、ただ単純に去年からこの辺には熊が多くいるという話と、3月に北の方で大きな地震があったという二題話にしか伝わらなかった。
峠付近の集落には江戸末期からの建物も残っている
馬籠峠の頂上・標高801m(9:20)
山道の所々にある熊よけのベルを鳴らして通る 昨年あたりから熊が増えているという
峠から少し下った所の無料休憩所「いちこく御休み処」で一休み
中には囲炉裏もあって外国人観光客も多く立ち寄って行く
樹齢300年の椹(さわら)の大樹 椹の説明板、樹高41m、幹回り5.5mとある
~ つづく ~