[8日目] 49:御嵩~48:細久手 (2011.7.14)③

いくら木陰に入ると涼しいとはいえ炎天下の昼下がり、熱中症対策にこまめな休憩と給水が必要となれば、御嵩宿を出る時に買った麦茶とスポーツ飲料の2本のペットボトルも2時間近く経ちもう空に近い。
200mほど離れたアリア像から再び中山道に戻り謡坂の石畳を上る。上り切ると十本木茶屋跡の廃屋や一里塚を通り過ぎ、十本木立場跡に出る。

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200mほど奥にあったマリア像から再び中山道に戻る(14:15)

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十本木茶屋跡付近にある広重の御嶽の浮世絵を雨戸にペイントした廃屋

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安藤広重「木曽海道六十九次之内・御嶽」のモデルの地 と書かれた案内板

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謡坂十本木の一里塚の碑                        一里塚の盛り土

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御嵩から大井までの旧中山道東海自然歩道となっている 道のあちこちに馬頭観音が見られた

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十本木立場付近の上り坂

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十本木立場の解説板                            十本木立場

十本木立場から少し行った所に「一呑みの清水」という場所があり往時は清水がこんこんと湧き出ていて旅人の喉の渇きを潤うしたと思われるが、今は湧水量も少なく訪れる人もほとんどないために水溜りのようになっている。ちょっと立ち止まるとかの羽音が近付いてくるのが聞こえ、たまり水の水面に近付くと水面がさっと波立って見えた。いくら喉が渇いていてもこの水は飲まない方が良いと直感的に感じ、持っていたタオルを浸して首筋や上体の汗を拭きとるにとどめた。

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一呑みの清水(14:25)

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一呑みの清水の案内板

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小さな集落の中も歩く                      涼やかな竹林の中の上り

「一呑みの清水」から10分足らずの所に今度は「唄清水」という場所があり、ちょうど木陰にベンチがあって休めるようになっていた。ここもかつては清水が湧き出していたのだろうが「生水で飲用しないように」との立て札が立っていたので、ここでは口の中をすすぎタオルを濡らして流れ出る汗を拭った。

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日陰の中にある唄清水は絶好の休憩ポイント(14:35)

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唄清水の案内板      「この水は生水での飲用はしないで下さい」という表示があった

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大正天皇御嶽宿巡拝記念碑

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この先右手に人気のケーキ屋さんがあり車で来る人が多い

~ つづく ~