ソウル3日目(3月20日)

ソウル市中心部の略図
イメージ 21

3日目は雨の朝を迎えた。朝は部屋でのんびりとしていて9時過ぎに宿を出発。玄関のドアを開けると雨がしとしと降っていて、折りたたみ傘を広げることに。この時点ではこのまま雨が続いたらお昼過ぎに宿に戻って部屋で寛ごうと思っていた。
まずは朝食を食べるところを探しに仁寺洞(インサドン)に。途中黄色の雨具を着た警官がやけに大勢出ているなと思っていたら鐘路1街(チョンノイルガ)の交差点を大勢のランナーが途切れることなく曲がっていく。どうもソウルマラソンが行われていたらしい。
インサドンに入るところの角を曲がったら店のウィンドウにメニューの写真とともに日本語表記が貼ってあった。迷わず中に入りアワビ粥を注文。店のテレビではマラソンのゴールでトップクラスのランナーがボツボツテープを切っていた。

イメージ 1イメージ 2
仁寺洞(インサドン)の入口にあった店          アワビ粥を注文…6000ウォン

食後はインサドンの土産物屋が並ぶ通りに出てみたが人影がまばらであった。このままいてもしょうがないので、火曜日に予約している板門店へのオプショナルツアーの集合場所の確認に、明洞(ミョンドン)近くのロッテホテルに向かった。このホテルは日本からのツアー客が多く泊まっている。
場所の確認をしてからミョンドンの繁華街を歩いていると、東北関東大地震の支援募金活動があちらこちらで行われていた。「がんばれ日本」の文字も目に付く。ミョンドンは渋谷か池袋あたりの繁華街と似たようなもので、ファッションやブティック系、エステ系の店が多く、さらに飲食店も無数に存在する。
昼食はここで安東(アンドン)という酸鶏湯(サムゲタン)専門店と書いてありながら、元祖チムダックの店という看板も掲げているレストランに入った。日本語のできる店員もいて、骨付き鶏肉を炒めたピリ辛の料理は今回ソウルに来て今迄で一番おいしかった。

イメージ 3
雨の日曜日、午前中は仁寺洞(インサドン)も人通りがまばら

イメージ 4イメージ 5
明洞(ミョンドン)に移動、中央はソウルタワー    イッコーがプロデュースしているお店

イメージ 6
安東(アンドン)というレストラン 酸鶏湯(サムゲタン)専門店とあるが。。。

イメージ 7
アンドンチムダックという料理…これまでの中で味付けは一番良かった 19000ウォン

レストランを出ると雨が上がっていて、ホテルに帰る前に鐘路の通りにあるPC房という看板のインターネット店に入って、ブログのアップでもしようかとUSBメモリを差し込んだが、前日夜にノートPCで編集したファイルを読み出せても日本語表記ができなかった。女性の店長がいろいろ試してくれたが、インターネット上のWEBページは日本語表記できているが僕の.TXTファイルでは日本語がハングルに文字化けしてしまい、結局翌日にノートPCを持参して直接ネットワーク接続させてもらうことで決着した。

イメージ 8イメージ 9
昼食を終えて外に出ると雨が上がっていた 乙支路(ウルチロ)交差点に建つロッテホテルと百貨店

イメージ 10イメージ 11
鐘路1街(ジョンノイルガ)交差点の普信閣                  鐘路タワー

PC房を出ると完全に青空に変わっている。これならば宿に戻る必要もないからそのままインサドンを抜け、三清洞(サンチョンドン)という伝統的な民家が連なる坂道の区域に入って行った。このあたりは以前日本のテレビ番組でも紹介されていたが、古い造りの民家が立ち並ぶ坂道の向こうに近代的なビルやソウルタワーなどが見えて、新旧の対比が面白いと紹介されていた。

イメージ 12
午後の日差しとともに人通りの増えた仁寺洞(インサドン)

イメージ 13イメージ 14
坂の街、三清洞(サンチョンドン)の洒落た喫茶店        ウィンナーコーヒーを注文

イメージ 15イメージ 16
三清洞(サンチョンドン)の伝統的な造りの民家    坂道の向こうにソウルタワーが見える

サンチョンドンから坂道を下ると景福宮キョンボックン)というかつての王宮に出るが、ここは事前にインターネットで翌日の無料のボランティアガイドの予約を入れてきたので、正門に当たる光化門(クァンファムン)だけを見て左折し15分ほどの宿に帰って夕食前の小休止。

イメージ 17
4日目に見学を予定している景福宮キョンボックン)の入口・光化門(クァンファムン)

19時少し前に宿を出て再び繁華街のミョンドンに出かけた。今回の宿はロケーションとしては最高のところにある。

イメージ 18イメージ 19
夕食は再び明洞(ミョンドン)に移動          冷麺と豚カルビ焼き5000ウォン

イメージ 20
夜のミョンドンはイルミネーションも華やか

~ つづく ~