[その20] 18:江尻~19:府中~20:丸子 (2010.10.11)⑨

安倍川を渡り旧東海道は現在の国道一号線に合流した後、直ぐに左に逸れて丸子地区に入って行く。丸子地区は旧東海道の宿場町として細長く1kmほど続く。
本陣や各史跡を示すものは石碑のみであるが、民家には屋号や職業を書いた木札が掛けられている。

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静岡市駿河区丸子(まりこ)一丁目国道一号線から逸れて旧東海道に入った所の薬師堂(15:25)

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丸子地区の旧東海道を西に進む

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丸子宿に入る寸前の一里塚跡                     丸子宿の入口江戸方見付跡

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丸子宿内は緩やかなカーブが続く

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江戸時代の丸子宿の規模をつづった立て看板

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問屋場跡                                       本陣跡

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明治天皇御小休所址の碑         宿場内の旧家には屋号や職業を書いた木札が下がっている

丸子宿のシンボルはとろろ汁の丁子屋で、十辺舎一九の東海道中膝栗毛や広重の浮世絵、さらには松尾芭蕉の句にも登場する。

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安藤広重の丸子宿にはとろろ汁で有名な丁子屋が描かれている

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茅葺屋根の丁子屋は今でもとろろ汁を求める客で込んでいる(16:00)

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丸子宿の東海道道標                       この先宇津の谷峠へと道は続く

丁子屋は丸子宿の西のはずれにあり、ここで丸子川を渡り赤目ヶ谷から宇津の谷峠へと旧街道は続いて行く。
この日の行程は丁子屋止まりとして、掛川まで戻るのに、最寄りの駅である安倍川駅までの3kmほどを戻ることにした。

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3kmほど戻り新幹線のガードを潜る         東海道本線安倍川駅から掛川に戻った(16:45)