[その19] 16:由比~17:興津~18:江尻 (2010.9.11)④

東海道は太平洋沿いの比較的平たんな部分を歩くのだが、天下の険・箱根峠や宇津の谷、小夜の中山、鈴鹿峠など所々にきつい上り下りがある。由比・興津間は本来海岸沿いの道を歩いていたのだが、時々荒波や津波ににさらわれることがあり東海道は次第に山の方に登っていった。現在遊歩道として整備されているのは中道であり、上道は途中途切れている。海岸沿いに走る国道一号線が下道となる。
倉澤の分岐から約30分で展望台の駐車場に到着した。山道の途中左手に所々で木々の間に駿河湾を見ることができるし。途中薩垂峠サークルが建てた標識に従って旧街道を離れ、30mほど右手に登ったところに大きく開けた絶景ポイントがある。
この日は酷暑の中登ったのだが、2日前に通り抜けた台風の影響で湿気が多く、富士山には雲がかかってその雄姿を見ることはかなわなかった。

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木々の間から駿河湾が見え隠れする              由比地滑り対策事業の説明看板

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右上30mの所に風光明媚・眺望絶景 薩垂峠サークルと書いてある看板につられて

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確かに駿河湾を眼下に絶景が開けていた

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薩垂トンネルに向かう東名高速の下を抜けてJRと国一が海岸線を走るのが見通せる

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東海道薩垂峠周辺絵図

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国道一号線のドライブイン駐車場

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2度あった薩垂山合戦の由来書き

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東海道400年の時に作られた薩垂峠の道標と往時からの道標(11:50)

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薩垂峠展望台駐車場が見えてきた

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東海自然歩道バイパスコースの案内地図                 展望台駐車場に到着

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駿河湾越しに正面から右手に伊豆の山々、左手に箱根 条件が良ければ左端に富士山が見える

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この日富士山の雄姿を見ることはかなわなかった

~つづく~