[その17] 13:原~14:吉原 (2010.8.22)②

沼津市植田地区の八幡宮の緑の中で涼をとった後、再び歩き始める。旧街道はすぐに富士市に入る。すると東柏原の交差点で沼津市の西間門で分かれた海岸の防砂林沿いにやって来た千本街道と再び合流している。
そこを過ぎると、400年前にいけにえの淵で犠牲となった「おあじ」を悲しんで身を投げた六人の巫女を祀っているという六王子神社がある。さらにその裏手に東田子の浦駅がある。
富士市に入ってから、旧東海道の案内碑が増えてきたのはうれしい限りである。

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東田子の浦駅の手前で沼津市から富士市に入った(10:40)

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東柏原交差点で沼津で分かれた千本街道と合流する

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富士市に入って東海道の史跡案内が目立ってきた               六王子神社


東田子の浦駅辺りの柏原地区には、原宿と吉原宿の間の宿があったということである。

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間宿・柏原本陣跡の碑                ここら辺りに間宿があったとされる

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日蓮宗 立圓寺

さらに西へ進むと、昭和放水路を渡る。この辺の治水に尽力した増田平四郎なる人物の像が林の中にあり、柏原保育園に入る道の傍らには日本橋から33番目となる一里塚跡がある。

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昭和放水路に架かる橋                       昭和放水路の水門

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増田平四郎の像と一里塚跡の碑      明治2年に大排水路を完成させた増田平四郎の像

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柏原の一里塚跡(11:05)

~つづく~